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2011.10.26
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カテゴリ:ひ~的Life
 
おばあさんは一人で静かに考えるために川へ洗濯に行きました。
 
すると川上の方から大きな桃が
 
どんぶらこっこ~、どんぶらこっこ~と
 
流れてきました。

  「なんと大きな桃じゃろう!家に持って帰ろう。」と

 おばあさんは桃を取ろうとした、そのときです。

 

また川上の方から大きな桃が

どんぶらこっこ~、どんぶらこっこ~と

いくつもいくつも次から次にどんどんと流れてくるではありませんか!

 

おばあさんが「はっ!」と気が付くと、他にも選択・・・・

いや洗濯をしようとしているおばあさんが

 い~~~~っぱいいたのです。

ざっと見たところ、100人くらいいました。

 

しかしようようにして ひとみおばあさんは川から一つの桃をすくい上げ

家に持って帰りました。

 

 

  桃を切ってみると、桃の中に手紙が入っていて

「ハズレ~~」

と書いてありました。

 

  まさかハズレだなんて思ってもいませんでしたので

おじいさんとおばあさんの二人は驚き、嘆きました。

おばあさんの友達が

「今のハズレは これから起こり得る、もっと大きなハズレを

避けるための事象である」と言ってくれました。

二人はとても幸せでした。

  「ハズレで良かったのかもしれんのぅ」

 

そんなおじいさんとおばあさんの苦労は知る由もない

いっすんべんきょう兄は、とうとう塾をアッサリ辞めてしまい

また

動き出す様子も伺えず、ただジッっと座って食っちゃ寝、食っちゃ寝の

牛のような生活に戻りました。

そこでおじいさんとおばあさんは、いっすんべんきょう兄を

  「モーモー太郎というのはどうだろう。」

  「それがいい。」

 いっすん勉強兄を「モーモー太郎」に改名しました。

 

 

  モーモー太郎はあっと言う間に大きくなり、優しさだけが取り得でした。 

  モーモー太郎は心の袋にたくさんの優しさを持っていました。

 

  モーモー太郎は友達に会いました。

「モーモー太郎さん、心の袋の中に何が入っているんだい。」

   「日本一の黍団子だよ。」

  「僕に一つくれればお伴します。」友達は

モーモ太郎から一つ団子をもらい親友になりました。

  モーモー太郎と親友が歩いて行くと、年下の男の子がやってきました。

  「モーモー太郎さん、袋の中に何が入っているんだい。」

  「日本一の黍団子だよ。」

  「僕に一つくれればお伴します。」年下の男の子はモーモー太郎から

一つ団子をもらい後輩になりました。

  しばらく行くと、親戚が飛んできました。

  「モーモー太郎さん、袋の中に何が入っているんだい。」

  「日本一の黍団子だよ。」

  「僕に一つくれればお伴します。」

親戚はモーモー太郎から一つ団子をもらい従兄妹になりました。


こうやってモーモー太郎の周りには仲間が次々に増えました。
 
 
ですが
 
モーモー太郎の戦う姿は一向に見る影がありません。
 
仲間といつもくっちゃべってるだけです。
 
 
一方いっすんべんきょう妹もそんなモーモー太郎を見ているだけです。
 
しかし

  モーモー太郎といっすんべんきょう妹の戦いはこれからです。

 

おじいさんとおばあさんは二人の戦いを見守るのも

おやの義務であり、特権であり、人生の財産である

という知恵の宝物を手に入れました。

 

宝は腐らしちゃいけない。

 

命あるかぎりモーモー太郎といっすんべんきょう妹に使うのだと

思ったのでした。

 

でも、まだまだおじいさんとおばあさんの苦労は絶えないのです。

 

 

To be continued・・・・・・・・・

 






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最終更新日  2011.10.27 14:56:50
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