ひだまりじょさんいん

週末に行ったホメオパシーの講義が
海外講師の先生で､妊娠、出産、赤ちゃんに関わる講義でした。

講義の途中、全く泣き止まない赤ちゃんの話が出て､
それに一緒に授業を受けていた日本の助産師さんが
言われた言葉、良かったので書いておこうと思います。

あかちゃんは、人の気持ちをよく読むしわかっている。
自分に接する人がどういう気持ちでいるかもわかる。
だから、おなかにいる時も赤ちゃんに接する気持ちは､
わからないだろうでなく、
きちんと一人の人間として接してあげる。

赤ちゃんが泣きつづけるとき､
家族間がぎくしゃくしていたり、
緊張が強かったり､
夫婦間がうまくいってなかったりするときが多い。
赤ちゃんは周りの人の気持ちをよく読む。

お母さんが不安な気持ちでいると赤ちゃんも不安。

生理的な欲求が全部考えられないけど
まだ抱っこしてもないている赤ちゃん。

そんなときに、赤ちゃんに接してあげるのは､
だれでもいい、多ければ多いほどいい、
周りの大人がでその赤ちゃんのことを
いとおしいと思ってあげるれる人が､
「あなたのいるところは安心だよ、大丈夫だよ。」
という気持ちで抱っこして心地よくゆすってあげる。
常に、抱っこしたり､やさしくさわってあげる。

2ヶ月をすぎるくらいで､
目がさめた時、常に側に母がいるかどうかを確認する。
顔を見て話してくれるか､
自分のことを気に掛けてくれているか､
もし母がきにかけず､用事をこなしていると､
泣き喚く、呼ぶ。
「ごめんね、今は・・・・だからね」
と理由を話し掛けてあげると､
落ち着く。

お産のとき､
なかなか生まれない赤ちゃんに
「いつでもでておいで」
では生まれて来ないこともある。
「まってるよ」とこえをかけてあげる。

ある大きな赤ちゃんをうむ母の話。

陣痛が始まって､とてもゆっくりの弱い陣痛で､
「私は大きいよ､生まれてもお母さんは大丈夫？」
というメッセージを赤ちゃんは母に送っていた。
お産のとき、大きい赤ちゃんを産む時
大きくなくても、
お母さんの体が赤ちゃんが生まれてくるということを
拒否するかもしれない。
それは心理的に自分が母になることを
受けいれられない気持ちからくるのかもしれないし､
痛みからかもしれない。
依存心からかもしれない。

それでもお母さんは受け入れ自分の力で赤ちゃんを産もうとおもうことは、
赤ちゃんに「生まれてきていいよ｣という許可でもある。

そんな気持ちになると､赤ちゃんは生まれてきてくれる。

赤ちゃんに人として向き合って､いい環境を提供してあげること。

少し私の気持ちと解釈のつけたしも入りましたが､
赤ちゃんに接してあげる上での心構えと思います。

何でも完璧は無理です。
いい母になろうとすると失敗します。

赤ちゃんと一緒に頑張ったら､
家族みんなで頑張ったらいいじゃないですか。ね。

自分に甘くなることも必要。
自分を正しく評価することも必要。
そう思う今日この頃です。