ひだまりじょさんいん

マタニティースイミングの管理をしていたころから、
どの妊婦さんも結構な割合で
みなさんが言われていたことがあります。

「何を食べても太るんです。」と。

ずーっとどうすればよいか考えていました。

安産のために体重を自分で管理していただくことは、
私が生むんだという意識を持ってもらうという目的もあります。
健康のため、家族の食事にも気を配るきっかけにも
なってもらえたらと思っています。

さて、本当に何を食べても太るのか？

確かに、あまり動かない、動けない状態で
基礎代謝が落ちているか、
赤ちゃんのためにからだが栄養をためようとして
基礎代謝が落ちていることも考えられます。

嗜好が変わって結構濃いものが食べたくなるかもしれません。

食欲は増してませんか？

よくかんで食べていますか？

もうひとつ、よくつぶやかれていること、
「妊娠前と変わらない食事をしているのに
なぜどんどん太るのですか？」と。

そこにはきっと隠れている秘密があると思います。

運動量はどうでしょうか？
からだが疲れやすかったり、
腰痛で動きにくくなる方もおられるので、
思い当たる節もあるかもしれません。

歩いていますか？
車や自転車を使っていませんか？

妊娠中に急に体重が増えたりすると、
腎臓や肝臓に負担がかかりやすくなります。

極端に制限する必要はありませんが、
ある程度、食事の内容は意識することが大事です。

カロリーばかりとるのでなく、
極端に絶食するのでなく、
栄養素のバランスの取れた食事、
特に鉄分を意識した食事にすると、
貧血気味の方は、
だるさや疲れやすさが格段と違います。

お産をなめたらあきません。

日々の努力が、安産の第一歩です。