陽だまりのなかで

ということは、「月とキャベツ」以来だろうか？

私がはじめて山崎まさよしさんを知るきっかけになった
映画である。今から思えば不思議な出逢いであった。
レンタルビデオ屋さんでどうしても観たかったビデオがみ～んな
貸し出し中になっていてもう半分やけになって適当に
借りたのが「月とキャベツ」だった。期待もせずビデオを
セットして観る。けれど画面はウンともスンともいわない。
あれれ、私の気持ちがみすかされたのかビデオが駄目に
なってるのか？翌日、レンタルビデオ屋さんに行って
事情を話すと店員さんは丁寧に謝って返金してくれた。

で、他のビデオを借りて帰ろうとしたらさっきの店員さんが
声をかけてくる。？って思っていたら手には｢月とキャベツ」
ビデオテープの状態があまり良好ではないんですが
もしかして何かの拍子に映るかもしれないので
代金は要りませんからどうぞ試しに持って行ってください
っておっしゃる。う～、こわれかかったテレビじゃないんだから
たたくと映るとかあるのかしら？と思いいいつつも親切な
店員さんの好意に甘えて借りてきた（それも無料）。

今度は、もっと期待せずビデオをセット。だけど、ちゃんと映っている。
で、観ると歌手の山崎まさよしさんが歌手の役で出演していて
彼の歌があちこちにちりばめられていて観終わるとすぐ
ＣＤ買いに行くといういわゆる一目ぼれというのか電撃が走ったというか。
それから、1週間時間のある限り「月とキャベツ」を観まくり、はじめは
笑っていた夫も後のほうはいいかげんにしたらってあきれていた。

その、山崎まさよしさんの主演の映画が9/23日から始まるらしい。
「8月のクリスマス」ハン・ソッキュさん主演の同名韓国映画の
リメイクだ。ストーリーも良かったけれどハン・ソッキュさんの
淡々とした演技が上手くてとても印象深い。
それを山崎さんが演じるとどんな感じになるのかしら？楽しみ。