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子供の頃、多分小2くらいの頃。原っぱで二人で青い空を見上げていたとき、父が言ったことが今でも忘れられない。今目の前に広がる青空に星は見える?って聞く父の言葉に昼間なのに星が見えるわけないよって言うと父はにっこりしてそうだね。今、確かに見えないね。でも、星ってさ夜になったら出てくるんじゃないんだよ。今もそこにあるけれどタイヨウの光に照らされて見えないだけだよ。なんでもそうだよ。ちゃんと目を凝らしてみてごらん。そしたら真実が見えるからね。あの頃は子供ながらにわかったような、わからないような・・ただ目を凝らすって言葉が妙に心に残った。父のこの言葉は大人になるにつれて私のなかで助けになった。親ってありがたい存在だ。今はもう会いたくても会えないけれど私の中に確かに父の言葉は存在している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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