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イエスの喜びと満足のために☆

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2008年01月22日
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「聖パウロは“自分は誰を信じているのか知っているので恥ずかしくない”といった。

彼は、長年多くのことを耐え忍んできたが、自分の信じているキリストを知っていたので、それを恥とは見なかったのである。

イエス・キリストについて知っている人は沢山いるが、『わたしは自分の信じている人を知っている』と言える人はほとんどいない。宗教に凝り固まっている人は、キリスト・に・つ・い・て知っているが、キリストを知らずにいる。

この2つの違いは大きい。聖パウロは、回心前にもキリストを見たり、聞いたりしていた。キリストについて知っていただけの時には、彼はキリスト教徒を迫害して回っていた。
だが、キリストを知ってからは、逆に迫害される側になった。

つい作月のことだが、私の友人が水仙の花を見せられて、非常に驚いた。彼は水仙について沢山の知識を持っていた。本で読み、ワーズワースの詩からも読んでいた。ところが現物を見たことがなかったため、どの花だか識別ができなかったのだ。このように、キリストそのものを知らずに、キリストについての知識ばかり貯えている人が多い。真実キリストを知った人は、平和と歓喜、幸福と救いをそこに見る。」

☆主との交わりの中で…

「時として、人は病にかかり、舌の味覚が損なわれることがある。そのような時には、いかに美味しい食物を病人に与えようとも、彼にとっては苦い味でしかない。

同じように、罪が霊的な事柄を味わう力を損なう場合がある。このような場合、わたしの言葉も奉仕も存在も、罪人を魅了するものとはならず、そこから益するよりも、むしろそれについて議論し批判するようになる。」



「木炭の一片をとってみよ。あなたがそれをどれほど洗おうと、黒さは決して消えないが、一度火に通せば黒い色は消えうせる。それと同様、罪人が火の洗礼すなわち聖霊―それは父とわたしからくる。父とわたしは一つであるから― を受けるとき、罪の汚れはことごとく洗い流されて、彼は世の光となる。炭の中の火と同じく、わたしは子らの中におり、彼らもわたしの中にいる。そしてわたしは彼らを通して自らを世に現す。」



「また、わたしは真摯な心でわたしを探し求める者たちに、わが言葉(聖書)をもって自らをあらわしめている。わたしが人を救うために人の姿をとったように、霊であり命であるわが言葉もまた、人の言葉で書かれている。つまり、霊感的要素と人間的要素がそこで一つにされている。
だが、人はわたしを理解しないのと同じく、わたしの言葉を理解していない。ヘブライ語とギリシャ語の知識でそれを理解することが必要なのではない。必要なのは、預言者と使徒たちにそれを書かしめた聖霊(みたま)との交わりである。聖書の言葉は疑いもなく霊的であり、世の批判に通じている者であれ、ただの子供であれ、聖霊によって生まれた者のみが、よくそれを感得しうるのである。霊的言語は人の母国語でもあるため容易に理解できるはずなのだ。だが、この世の知恵しかもたない者は聖霊を受けていないため、それを理解することはできない。」



「わたしが創作した大自然という書物の中にも、わたしは自らを自由にあわらしめている。だが、人々がわたしを見出すには、この書物を読むにも霊感が必要となる。なもなければ、わたしを見出すことなく、迷いに陥る危険がある。

不可知論者と懐疑論者についていえば、彼らは完全なるものの代わりに欠陥しかみることはない。粗捜しをする批判家たちは言う。
全能の創造主というものがあるのなら、なぜ嵐や地震、日食、苦しみや災い、死といった欠陥がこの世界があるのか』と

このような批判家たちの愚かさは、未完成な建物や絵画に不平をならす無学な者にも似ている。それが完成した暁には、彼は自分の愚かさを恥じる。 そのようにまた、神は1日にしてこの世界を今の形にしたのでもなく、1日にしてそれを完成させることもなさらない、全被造物は完成へと向かって動く。そして、この世の人間が神の目によって、欠けるところ一つなき完全な世界を見ることができれば、彼もまた神の御前にへりくだり、「すべては大変によい」と告白することであろう。」



「人の霊が体内にとどまっているのは、卵の殻の中にいる雛ににている。あらゆる種類の実と花、川や山々のある広大な世界が外にあり、母鳥もそこにいて、殻から抜け出せばそれがすべて見えるのだと、中にいる雛に教えることができたとしても、雛はそれを理解もしないし信じることもできないであろう。
今や使うばかりになっている翼と目でもってその世界をみ、飛ぶことができるのだと教えてやっても、雛が実際に殻から出て来るまでは、それを信じることも、証拠だてることも出来ない。それと同じように、この殻のような肉体を超えてみることができず、弱々しい翼のような彼らの思いも、頭脳という狭い限界を超えることが出来ないために、来世についても、神の存在についても確信できずにいる者が多い。彼らの弱い目は、神を愛する者のために神がお備えくださった永遠の、消えることなき宝を発見することができない。この永遠のいのちを得るのに必要なことは、この体に留まっているうちに、雛が母鳥から受け取るあの生命を与えてくれる熱を、信仰によって聖霊から受け取ることである。」





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最終更新日  2008年01月28日 13時45分15秒
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