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イエスの喜びと満足のために☆

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2008年08月16日
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 ピエール・マリー神父は、都会に住む修道者の共同体、エルサレム兄弟会の創始者だが、非常に詩的かつ聖書的な見方で放蕩息子としてのイエスについてこう書いています。

 

    「人間の血筋からではなく、人間の欲や意志からでもなく、神ご自身からお生まれになった彼は、ある日、ご自分の足台の下にあった全てのものをまとめ、ご自分の相続財産、息子としての称号、そして身代金をそっくり持って家をでた。彼は遠い国へ・・・・はるかかなたの地へ向けて・・・・・旅立った。

そこで人間となり、ご自分を無になさった。彼のものであるはずの人々は彼を受け入れず、最初のベッドは藁であった!乾いた土地に張った根のように、私たちの目の前で彼は成長し、さげすまれ、もっとも卑しい者とされ、人は彼の前で顔を覆った。

 間もなく彼は追放され、敵意にさらされ、孤独を味わった。・・・・・あらゆるものを惜しみなく与えつくした。彼の富、彼の平和、彼の光、彼の真理、彼のいのち、・・・・すべての知識と知恵の宝、そして、永遠の時を超えて隠されてきた神秘を与えた。すなわち、イスラエルの失われた子供たちの中で自らを失い、病にある人たちと(問題のない人々とではなく)罪人たちと(正しい者としてではなく)さらに、御父の国に入れると約束した娼婦たちと、共に時間を過ごしさえした。大食漢で、大酒飲み、徴税人や罪人の仲間とみなされ、サマリヤ人、悪魔つき、神を冒涜する者として扱われた。その体と血にいたるまで、すべてをお捧げになった。

 彼は自ら深い悲しみと苦悩に沈み、魂は錯乱した。絶望のどん底まで落ち込み、生ける水の源からはるかに遠ざかり、自ら父に見捨てられたものとなり、釘付けになった十字架上で叫ばれた。「渇く」と。彼は塵の中に、死の陰に、死んで横たえられた。そして、私たちすべての犯罪を負い、わたし達の罪を担い、私たちの悲しみを携えて降りてゆかれた黄泉の底から復活なさった。さらに、まっすぐに立ち、こう叫ばれた。「いまこそ、わたしはわが父、あなたがたの父、わたしの神、あなたがたの神のもとに上げられる。」こうしてふたたび天に昇られた。

それから、沈黙のうちに、父は、ご自分の息子と子たちのすべて(なぜなら御子はすべてにおいてすべてとなられた)をご覧になり、そして僕たちに言われた。

「急げ!いちばん良い服を持って来てこの子に着せ、手に指輪をはめてやり、足に履物を履かせなさい。食べて祝おう!知ってのとおり、わたしの子たちは死んでいたのに、生き返った。いなくなっていたのに、見つかったのだ!わたしの放蕩(惜しみなく与える)息子が、彼らをすべてわたしのもとに連れ戻してくれた。」

 神の子供たちはみな祝宴に加わった。子羊の血で洗われ、白くなったマントをまとって。

 

 

 ☆彡*ー*ー*★彡*ー*ー*☆彡*ー*ー*★彡*ー*ー*☆彡*ー*ー*★彡

  なんという感動!!!放蕩息子のたとえの中に込められ深い愛。

 イエスご自身は、御父から聞いているとおりのことを話された。このたとえ話の溢れるばかりの御父の待ち焦がれる愛に、胸が震えるのです。

本当に薄っぺらな解釈に、自己満足していた高慢さを悔い改めさせられました。

感謝します!

 






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最終更新日  2008年08月16日 21時37分59秒
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