カテゴリ:ヘンリーナーウェン
はかない人生のさなかにあって、希望を抱くことのできる素晴らしい理由があります。この目に見えない現実を、ある人は「恵み」と呼び、ある人は「私たちの内なる神のいのち」と呼び、またある人は「私たちの間にある神の国」と呼びます。それをどう名づけようと、あなたの目と耳を、その大切な中心に注ぎさえすれば、時間と状況の流れは人生のすべてを、朽ちることのない贈り物へと、ひたすら磨き上げるものであることに気づき始めるでしょう。 イエスが指摘しているように、信じる者は誰であっても、永遠のいのちを持っています。(ヨハネ6:40)それは、とてつもなく大きな革命です。移ろいやすく、はかないこの世に、イエスは永遠のいのちの種を蒔くために来られました。これは、いろいろな意味で、「霊的生活」という言葉が意味するものです。つまり、一時的なもののただ中で永遠を、過ぎ去るもののただ中で永続を、人類という家族の内におられる神の臨在をはぐくむことです。それこそが、私たちの内にある聖霊によるいのちということです。 この神秘的な神の臨在に気づくようになれば、人生が変わります。誰かが不満を抱いていようが喜びを感じ、世界が戦争を企てていようが平和を経験し、ニュースの見出しが絶望を言い広めようが、希望を見出すことでしょう。周りの空気が憎しみで充満しているかに見えるときさえ、深い愛に気づくでしょう。
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最終更新日
2008年10月03日 22時01分00秒
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