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イエスの喜びと満足のために☆

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2008年10月22日
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                                「 従順 」

 

 「従順」という言葉から、イメージするものは、どのようなものでしょうか?

 「従う」という言葉に持つ、否定的な感情、それは次のようなものからきます。

一、権力のある人物が、権力のもたない人に命令を下す。

二、断ることができないので、命令に従うだけだと考える。

三、本人にはその価値がよく分からないのに、「あなたのためになる」と言われてすること。

四、命令する人と、それに従う人との間に、途方もないへだたりがある。

 

  と考えることから来るものです。

 「従順においてこれをします」というとき、自分のすることに真の洞察もなく、自分の望みや必要を無視して、ただ他者の権威を受入れることを意味するのが常です。こうして、従順と言う言葉は、敵意や恨み、へだたりなど、色々な感情で汚されることが多いのです。それは、たいていある人が他の人の上に自分の意思を押し付ける立場にあることをいみしています。

 ところが、イエス・キリストの従順には、このような否定的関連性はひとつも含まれていません。イエスの従順は、神の愛の言葉を聴き、それに答えるものです。従順と言うラテン語のaudire(アウディーレ)に由来するもので、「聴くこと」を指します。イエス・キリストが身を持って現された従順とは、全身全霊で聴くことです。ためらいや制限なしに、注意を傾けて、「全身を耳」にすることです。それは二人の間に成り立つ親密さの表れです。従うものは命じる者の意志を完全に知り、全身全霊をあげたたった一つの望みをもっています。それは意志を忠実に生きたいということです。

 この親密な聴き方は、イエスが神をご自分の父、愛する父として人々に語られる時美しく表現されています。イエスによって従順と言う言葉が使われる時、そこにはいっさいの恐れが見られないばかりか、かえって彼の最も親密な愛に満ちた関係の表現となっています。ヨルダン川での洗礼の際、神は「これは私の愛する子」(マタイ3:17)と言われ、またタボ-ル山上の祈りの際、「これは私の愛する子、・・・彼に聞け。」(マタイ17:5)と言われました。これが彼と愛する父との関係です。イエスの言葉と行ないは、この父の愛に対する従順なこたえです。

 イエスが神をご自分の父と呼ぶとき、それは私たちが知っている限りの愛を含んでおり、さらに、それを超える愛なのです。それはとうてい私たちの言葉で言い尽くしえないでしょう。その愛は父の愛ですが、同時に母の愛、兄弟、姉妹、友人、恋人の愛でもあります。その愛は、厳しいけれど憐れみに満ちており、ねたみ深いけれど分かち合い、駆り立てるけれども導き、挑戦するけれども世話をし、公平でありながら支持し、無私でありながら非常に親密です。

 私たちの様々な人間関係の中で体験した愛の多くのかたちは、イエスと天におられる父との間の愛で余すところなく表されるばかりでなく、その同じ愛によって完全に高められるものになるのです。

 






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最終更新日  2008年10月22日 07時34分53秒
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