カテゴリ:ジェシー・ペン-ルイス
彼は別のたとえを彼らに語られた。・・・
ここで述べられている種蒔きは、御言葉の種を蒔くこととは、明らかに異なります。ここでは、人の子ご自身が「畑である世界」の中に「王国の子供たち」を蒔かれます。 御言葉の種を良い地に蒔いた結果、十分実った麦粒ができました。ここで述べられている種蒔きは、それらの麦粒を蒔くことです。主は、ご自分の働き人たちを用いて、いのちの言葉を蒔かれます。しかし主は、麦粒の一つ一つを、釘で刺し通されたご自分の両手に納められます。このことに関して、主は決して何ものにも信頼されません。主は、「私は私のために彼女を地に蒔こう」(ホセア書2章23節)と言われます。「彼女」とは誰でしょう?それは、主が荒野へいざなわれた者のことです。それは、「私は真実をもってあなたと契りを結ぶ。(中略)そして、あなたは主を知るであろう。」(ホセア書2章19、20節)という御声を聞かせるために、主が地のあらゆるものから引き離された者のことです。それは、最初の麦粒である主と結合された者のことです。 「主は言われる、その日(あなたが私を『私の夫』と呼ぶ日、16節)私は答える。私は天に答え、天は地に答える。地は穀物とぶどう酒と油に答え、それらは『神が蒔かれる者』に答える。そして、私は私のために彼女を地に蒔こう。」(ホセア書2章21~23節) 創造主は天の願いに答えて、天の祝福を地上に注ぐよう、天に命じられます。天は地の叫びに答えて、前の雨と後の雨を降らせます。これを受けて、地は穀物とぶどう酒と油に答え、それらを豊かに生じさせます。天と地は一つになって、「神が蒔かれる者」である麦粒に対する主の御旨に答えます。 この時、主と結合された魂の明け渡された生活を通して、次の御言葉が実現します。 「私は、私の民ではなかった者たちを、私の民と言おう。そして彼らは、『あなたは私の神』と言おう。」 現在の終末の時代、聖霊は、「山々の頂に穀物を豊かに生じさせる」ために*、地に対して速やかに働いておられます。このような時代にあって、何と多くのことが、神の奥義を識別することにかかっていることでしょう。
「主は言われる、『見よ、このような日々が来る。その時には、耕す者は刈る者に相継ぎ、ぶどうを踏む者は種を蒔く者に相継ぐ。山々は甘いぶどう酒をしたたらせ、すべての丘は溶ける。』」(アモス書9章13節)
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最終更新日
2008年12月08日 22時31分44秒
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