何年も昔のことですが、第二次世界大戦が世界を席巻する直前に英国で開かれた集会の中で、ウオッチマン・ニーは「初めの愛」でキリストを愛する意味を祈りの中で言い表しました。日本が中国を侵略しており、彼の国は悲惨な戦争の初期の段階にありました。しかし、日本人の講演者と一緒に壇上に座していた時、彼はこのような方法で祈ったのです(ニー氏は中国人でした)。皆が中国の戦禍をよく覚えていました。彼の番が来た時、彼は極東のためのとりなしに集会を導きました。そこに居た私たち三十台の多くの者にとって、それは一つの啓示でした。それは、その場に居合わせる特権にあずかった人たちにとって、忘れえない祈りでした。
「主が治めておられます。私たちはそれを大胆に断言します。私たちの主イエス・キリストが治めておられます。彼は万物の主です。なにものも彼の権威を損なうことはできません。中国と日本における彼の権益を損なうために世に出てきているのは、霊の軍勢です。ですから、私たちは中国のために祈りません。日本のために祈りません。私たちは中国と日本におけるあなたの御子の権益のために祈ります。私たちはいかなる人も責めません。なぜなら、彼らはあなたの敵の手の中にある道具にすぎないからです。私たちはあなたの御旨のために立ちます。おお主よ、暗闇の王国を粉砕して下さい。あなたの教会に対する迫害があなたを傷つけているからです。アーメン」