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インフルエンザ菌より恐いもの。 それは人の中にある。マスコミにあおられ、結局自分たちの生活を窮屈にしている 透析中に主人からメールが入っていた。「マスクがどこにもない!どこかないか?」 主人の会社は飲料水を扱う会社だけに、親会社から伝えられた話はとても厳しい内容だった。 当然、マスクをつけて仕事をするということ。そして、これから先、会社のだれかひとりでもインフルエンザが発症したら、その会社ごと休んでもらう・・というものだった。 マスクなんぞ、もうどこもかしこも売れ切れだというのに。今頃そんな要求をされても・・それに、そんなことをになったら、小さな会社はたちまち潰れてしまうことぐらい、どうしてわからないのだろう・・・。いえ、わかっていても知らぬ振りということかもしれない。 大きな会社はいつも小さな会社の数々の犠牲の上に成り立っているということさえわかっていない。経費削減の名の下に、ただ同然の仕事を押し付け、断るものなら 他に業者ならいくらでもある。・・と一言で終わりなのだ。 幸い、どこの下請け会社よりもクレームが少なかった主人の会社は他よりまだ仕事が多少なりとも回ってきていた。 しかし、どこの世界も人間の高慢さが、パン種のように膨らんでいる。 不況のあおりとともに、インフルエンザの問題 主人の気持ちを思うと、祈らずにはいられない。
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