イエスの喜びと満足のために☆

   最近、たんすの引き出しから始まって、あちこちと整理をしている。

　いつの間にかたまってしまったもの、しまい込んだまま忘れているもの、いろんなものが出てくる。あそこもここも・・といった具合に片付けていたら、主人が

　「まるで身辺整理をしだしているみたいだな・・・・・大丈夫か？」

　私は、にっこり笑って

　「+(*´∀｀)ｂ°+° あなたよりも先に逝ってしまったらごめんね」と冗談交じりに言った。

　でも、どこかでいつも頭の中にはそんな思いが流れている。

　無意識的にも、色々な考えの中に３年後、５年後、自分がいないかもしれない・・の場合を思うことが多い。心配しているということではない。

　透析をしていると、人の命のもろさ、弱さを深く思うこともある。ちょっとしたきっかけが転がるように変わっていくことがある。

　当たり前のように今日が来て、明日が来るなどとは思わない。

　それでも、今日という一日が許されて生かされているということ。毎日はとても貴重なダイアモンドのよう。

　その日その日味わう恵みが主によって備えられている。同じ毎日のように見えて、同じ日など一日たりともない。

　そんな大切な一日であっても、自分はなんと無駄に過ごしているのかしらと思うこともある。でも、自分でやりくりしなければいけない生き方から、いのちへと移されたということが

　主の豊かな心配りに満ちた御手の中で安息して生きること。行うべき必要なことのすべては、主が示してくださる。　

　主は手の萎えた人に向かってまず「手を伸ばしなさい」とだけ言われた。

　そのとき、主の言葉に従わず、萎えて手など出せない・・と言っていたら、癒されることはなかった。

　萎えた手のまま差し出すこと、

　あらゆる弱さの中で、自分で解決しようとする萎えた手ごとそのまま差し出すこと、それが私たちにとって必要なことである。

　そして、みなの者を見回してから、その人に、「手を伸ばしなさい。」と言われた。そのとおりにすると、彼の手は元どおりになった

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ルカ６：１０