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カテゴリ:私生活
海に飛び込むペンギンの姿は
どう見ても自分から好んで海へ飛びこんで いるようには思えない。 後ろから押されてヨタヨタと歩き ついには崖っぷちまで追い立てられ そして半ば嫌々ながら海へ飛び込んでいく。 まさに私たちが実社会に飛びたつときと同じようだ できることなら親のスネをかじってノウノウと生きてゆきたい。 あるいは気ままな学生生活をずっと続けられたらと思う。 しかしながら嫌であろうとなかろうと、後ろから背中を押されるように 世間と言う渦巻く人間集団の中にでていかなければならない (なぜこの人の周りに人が集まるのか 坂崎重盛) 大学4年の頃、この本を読んでとても共感した。 そのとき、この心境と全く同じだった。 自分自身の愚かさ、頭の悪さ、落ち着きの無さ・・・ 全ては自分自身が一番知っている。 そんな自分自身が社会の荒波に揉まれ通用する自信などなかった ましてやシビアな社会の中で通用する自信など持てなかった しかし、日々刻々と時は過ぎていっている 周りの人に、自分の愚かさを気づかれないようにしている 何をするにも背伸びをしてきた感じがする 創られた自分、創られていく自分・・・・ 10代の頃よりは成長できただろうか 10代の頃よりは存在価値を見出せているのだろうか たまに、どれが自分なのかさえもわからなくなる 今・・・私は社会の荒波の中にいる わたしに存在価値はあるのだろうか そんなことを自問する 存在価値が無くなれば生きる意味さえない。 小さな楽しみ、小さな喜びで保たれる人生の中で 大きな夢を追いかけ、存在価値を高めていくしかない お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.07.07 23:50:29
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