革製品のリメイク・リカラーのご依頼 革の小銭入れ
リメイクです。「私のは後回しやで、やってくれへん」と家の良く出来た嫁さんからご依頼を頂きました。「混んどるで、また今度ね」とお伝えしたら、雲行き怪しい晩御飯になりそうでしたのでお受けさせて頂きました。全体のクスミを取りまして。長年のインクの染み込みは・・・薄くなる程度でした。しみ抜きは断念。そこで、ボールペンのインクを隠す「リメイク」をオススメ致しました。「茶色かな~、紺色かな~」と嫁様は迷われておりましたが赤色を勝手にチョイスして作業を進めさせて頂きました。「茶色が良かったな~」という感想を頂きましたが世界に一つだけの小銭入れになりました。でも「持ってみたら、これも良いやん!」と喜んで頂けて良かったです。前向きな良く出来た嫁様です。お礼に、赤色が気に入ってきたくらいでまた茶色に変更をしておきます。(笑このように、シミが隠せない場合は「隠すやり方」もあります。が、濃いシミを隠そうとすると厚塗りになり画像の様に「革っぽい」ではなく「合皮っぽく」なる場合が多いです。このような場合はご検討くださいませ。以上、革製品のリメイク・リカラーのご依頼でした。