大一番
いやー、昨日の韓国戦は手に汗握る試合でした。先発はダルビッシュかと思いきや成瀬。私的には韓国戦が一番の山場と思っていたので、ダルビッシュかな?とは思っていたのですが。韓国打線は左腕に弱いというデータでも持っていたのでしょうか?しかし、今シーズンはパリーグ負け無しの成瀬ですから期待しましょう。って、プレーボールまでに帰宅が間に合わず、地元駅からワンセグを見ていると、解説の古田から「まずは追いつきましょう」の一声。うげっ、既に1点先制されている・・・どうやら成瀬が立ち上がりに被弾した模様。うーん、CSのセギ様被弾と言い、ちょっと自分の中で大舞台の成瀬に嫌なイメージがつきまとう。まぁ、今年ブレイクした若手なのでそこまで信用しきれていないのかも。カッキーーーーン!そんな暗い考えをしていると、先頭の新井がレフトオーバーの二塁打!続く阿部はサードゴロを打ってしまうが、なんとか新井は進塁できた。結果オーライ。さぁ、修一頼むぞ!!ホームランはいらないから確実にタイムリーを!!!って、サードゴロかいっ!その後は稲葉が四球を選び、繋ぐ四番のサブロー!カッキーーーーーン!抜けた!!!上手く三遊間を破って先制タイムリー!いやー、さすがでございます。ここでランナーを二人貯めて、ミスタースリーランの出番ですよ!いけーーーーーー、ブチこんだれーーーーーー!っと、セカンドゴロ・・・・!?セカンドがエラーした!!これで稲葉が二塁から生還し、逆転!相手のエラーに助けられ、なんとか逆転に成功、ほっと一安心。このタイミングで帰宅。3回にも1点を追加してリードを広げた4回裏。成瀬が突如捕まる。2番バッターにポテンヒットを打たれると、続く三番に左中間を破られるタイムリーを浴びる。2連打であっさり失点。踏ん張れ、成瀬!!!ここで闘将星野監督が気合のゲキを成瀬に飛ばすと、発奮した成瀬が4,5番を連続三振に切って取る!!!おおおおおー、し、痺れる~。6番の打順になったところで、星野監督はスパっと成瀬からケンシンケンにスイッチ。豪華なリレーやねぇ。。。ケンシンケンの調子もわからない間に6番は初球に手を出しサードゴロ。1点は返されたが、継投でビシっと後続を抑えることに成功。よしよし。その後は一進一退・・・のように見えるがちょい押され気味の展開に見えた。日本はチャンスに一本が出ず、その後三者凡退を連続。反して韓国は毎回必ず走者を出し、川上、岩瀬を攻め立てる!が、こんなピンチを何度も経験している川上、岩瀬は凄みを見せる!5回、2アウト一二塁でフルカウントまで粘られるが、思い切った内角への直球で当たっている2番の高から見逃し三振を奪う!そんでもって圧巻は岩瀬。6回、7回のピンチを凌いだのだが、8回にも韓国の執念が岩瀬に襲い掛かり、犠牲フライで1点を返され、なおも2アウト1,3塁。抑えの岩瀬が3回も投げているので、藤川にスイッチするかと思いきや、星野監督は動かず。。。それに答えるように岩瀬が、川上の時と同じように、思い切った内角の直球(だったかな?)で見逃し三振を奪い、ピンチを脱出、渾身のガッツポーズ!!本当に岩瀬は凄いヤツだ・・・厳しい場面、カウントになっても冷静に最高のボールでビシッと抑えられるし、最悪な修羅場になったとしても、最小の被害でなんとかまとめてくれる。なんていうか、「凄い!!!」の一言。抑えた岩瀬も素晴らしいが、岩瀬がピンチを迎える前の回のチャンスにキッチリとヒットを打つことが出来た稲葉もまた素晴らしい。あの1点が無ければ同点に迫られていただけに、稲葉のタイムリーはまさに値千金。良い仕事しますわ、稲葉の物置は。で、1点差の最終回、マウンドには上原が向かう。上原は国際試合にはめっぽう強い。韓国の執念にはサッカーでもWBCでも痛い目にあわされていますが、ここはキッチリ抑えてくれるでしょう。・・・す、凄い。ストレートストライクのフォークボールのフォーク全部完璧。今シーズン最高の上原かも。。。そんな訳で、上原登板時の韓国への不安もなんのその、キッチリ三人で抑えてゲームセット。ゲームセットの瞬間、矢野と上原が抱き合っていましたが、これはプレミア映像ですなwいやー、本当に痺れました!やはり国際試合は良い!!最近はサッカー日本代表の試合が多すぎて、この感覚が少し薄れていましたが、ドーハの頃やWBC時の痺れや興奮が戻ってきたような気がします。野球も毎年代表戦やって欲しいなぁ。しっかし、流石にここ一番の韓国は強かったですね。ですが、そこにキッチリ勝ちきった星野ジャパンは頼もしくも誇らしい。明日は五輪出場のかかった台湾戦。エースダルビッシュが登板予定ですので、圧巻のピッチングを見せてくれる事を期待しましょう!しかし、古田の解説は上手いな~。CSや日本シリーズの時の野村監督の解説も良かったが古田もまた分かりやすく、的確な解説をしてくれるね。明日の中継も古田の解説を楽しもうっと。