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これからが、怖くなりますよ。
そんなある日、村の噂話にこの2年ほど前から近くの村々の方々で、小さな子供が人さらいに連れられて居なくなるという話で村中の人々も、怖くなり困って居りました。 (これはきっと山姥の仕業に違いないよ、本当の話だったのだ)と村中の人々は、 昔のこの噂話を信じて来たのだからきっと山姥の話は本当なのではと口々に話し合っていました。 その昔山姥が住んでいて村中の子供を食っていたと言うのです。 その山姥の話は二人の耳にも聞こえて来ました。 小助は(恐ろしい話だ、そんな話は今どきある訳が無い事だ)と小雪に安心しなさいと言いました。 が小雪は怖がって(もう嫌です、こんな怖い話のある村にはいたくないです、もう遠い村に引っ越したほうがいいでしょう)と言います。 小助は(そんな心配はいらないよ、私には沢山の友達が居るのだから心配ないからここで住んでも良いんだから)と小雪をなだめるのでした。
そう言う事があったそんなある日小助は前々からご飯を食べないのはなぜなのか何か隠し事があるのではないか、今度こそ小雪の正体を調べてみようと思い、小雪との約束を 破って台所を覗いて見る決心をします。 朝から畑仕事に出る振りをして、家の屋根の上に登り天窓の上で家の台所の中を見ることにしました。 昼過ぎになった頃しくしくと子供の泣く声がしてくるので、天窓からのぞいたところ、びっくり仰天です。 何と小雪が子供を三人ほど連れてきて、ひもで括り付けています。 頭の上はぽっかりと大きな口になっていました。 見る見るうちに顔も山姥の顔になり、それはそれは恐ろしい山姥になっていきます。 それは何と小雪の身体が3ン倍ぐらいの大きな体に成り、口は耳まで大きく避けて頭の髪は長くなり頭の上は大きく開き大きな口が開いていたのです。 あの白いやさしい顔も赤黒くなりいかにも恐ろしい山姥の姿になっています。 そんな山姥の姿を見ていた子供たちは、驚き泣き叫んで助けてーと泣き叫ぶのですが、その内に気絶してしまいぐったりとしてしまうのでした。 小助は子供を助けたいがもし見つかれば山姥に自分も食われてしまうのではないか、このまま友達の太郎の家に逃げたほうが良いのではないかと思いながらびくびくしながらまた天窓をのど居ています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.18 15:14:33
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