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テーマ:洋楽(3398)
カテゴリ:音楽室
チケットは前日の夜、しかもサプライズで相方から渡され 「し、し、信じられない…」とパニック状態のまま行った10日のライブ。 「新譜はもちろん、最近ハノイはぜんぜん聴いてない」 「仕事がある!」「何を着ていこう?」 と、まぁ心の準備も何もないわけで、 こんな慌ただしい状況と気持ちでライブへ出かけたのは初。 19時スタートの前座Wednesday13。私たちは5分程度遅刻。 久々に聴く爆音は前座ということもあってか思ったよりも控えめ。 だけど、胸に響くロック音が十数年ぶりに感じると なんか一気に感覚が若返って不思議でした。 Wednesday13というバンドは、私はもちろん、 周囲もあまり知らない感じで会場がちょっと寒い空気を感じつつ 後のバーカウンターで飲みながら聴いていたけど、 バンドの熱意みたいなものをじわじわと感じ 初めて聴く曲でものりやすい、キャッチーなものが多くて 中盤にさしかかって拳が増えていってました。私も。 40-45分のショウで、マリリンマンソン系なホラーな見た目でありながらも 意外とボーカルは律儀で可愛く「ツギノゥ、キョクワァァァ○○○○!」と曲紹介。 ラストは、聞き覚えのあるリフ!と思ったら…KISS【Rock-n-Roll All Night】 さすがに会場もサビを歌うほど盛り上がり終了。 バーから場所を移して、ステージから10mあたりへ。 2mくらいまでは、コアはファンだったけどあとはゆったりとした距離感。 平日ということもあり、背広姿の男性もいたし、 年齢層は40前後が一番多く、20代も予想より多かった。 セットチェンジの後、ハノイロックス。 アンディの登場に、男性の野太い声が飛び交い (終始「アンディーーー!」という声の方が多かった) 私は初めてみるアンディに「動いてる」と変な感動をしていたら モンちゃんの登場だったわけですが手にバラを抱えての登場で、 相変わらずの王子チックな演出に思わず笑ってしまった。 前半は、新譜(?)からのものが多く 勉強不足…と思いながらもハノイらしい曲調。 01.Obscured 02.Hypermobile 03.Street Poetry 04.Fashion 3-4曲めからモンちゃんの声が出てきた? と思えば【Back to Mystery City】 一気に学生時代に脳みそは戻るけれど、 ジャンプが続かない………加齢のせいだ。 05.Back to Mystery City 06.People Like Me 07.Power Of Persuasion 08.A Day Late, A Dollar Short 09.Self Destruction Blues 10.Worldshaker ブルースハープやサックスを操るモンちゃん。 動きは1990年に観たときと同じで マイクを首や腕にマキマキしたり、脚を高くあげたり。 50歳前というのに、元気なロケンローラー。 後半は、ハノイらしい曲ばかり。 アンディもモンちゃんも何か演奏にまるみというか 楽しんでる感じに見えた。 実際肩を組んで演奏する姿は嬉しそうだった。 アンディのギターソロ時が記憶が曖昧だけど 「この曲なんだっけ」と思いながら口ずさんでいた曲が 【Million miles away】涙がでてきた。 モンちゃんは、引っ込んではバラを手にしてファンに投げる。 「もういいよ」とこっちが思うくらい何度も。 しかも、ざっくり投げたらいいのに 丁寧に1本ずつやさしい手付きでばらけるようにして、 「ドリャー受け止めろ!」と投げる、のではなく 「はぁいポンッ(はぁと)、こっちもポンッ(はぁと)、そっちのあなたもポンッ(はぁと)」 みたいなアイドル並みの動きは、アンディとは対照的。 ペットボトルの水を会場へぶちまけるのも、どこかやさしい感じ。 前列の人には、水の差し入れも。 MCは少なめ「新譜きちんと買ってくれた?買ってない?はい、退場!」とか言いながら マイクスタンドがメンバーにヒットし「ごめん、ごめん、本当にごめん…」と素で謝ったり モンちゃんの可愛さは相変わらずでした。 一方アンディは、黙々とグルーブしてるかと思ったら 怖い形相で勢いよくツバをペッとしたり、 会場に目を向けてニヤっとしたり フリンジのついたシャツに、帽子という姿もアンディらしい。 でも、昔のイメージと比べると近寄りやすい感じ。 ハノイの曲で一番好きなのが【High School】 よく聴いていたのがちょうど高校生だった、というのもある。 しかもその流れで【Tragedy】へ。最高の時でした。 11.Boulevard Of Broken Dreams 12.11th Street Kids 13.Andy Guitar Solo/Million miles away 14.Don't You Ever Leave Me 15.I Can't Get It 16.Malibu Beach Nightmare 17.High School 18.Tragedy アンコールは3曲。 個人的には【Motorvatin'】がなかったのが残念だけど ラストに相応しいハノイロックスらしい選曲。 19.Oriental Beat 20.Taxi Driver 21.Up Around The Bend 終盤、前の方で倒れた人が出て運ばれたりしたので ちょっとモンちゃんがその方向を気にかけて歌っていた。 バラも大盤振る舞いで、ライブ直後も出てきて例のノリで投げてました。 その1本の赤いミニバラを受取ることが出来たのです。(相方の手柄) ハノイのジャケットに象徴される赤いバラ。 最後に手にすることができ、ちょっとジーンとしました。 解散ライブなので、最後は泣くかもしれない…と思っていたけど、 終わったあとは充実感で満たされて笑顔。 突然のライブだったのにも関わらず、すっと入り込めたのもよかった。 会場外でパンフを買おうと並んでいたら、 Wednesday13のメンバーがタクシーに乗り込むため 目の前を横切りちょっとびっくり。 手をふったらニコっとしてくれた怖い顔のボーカルの人。 パンフとTシャツを買い、相方が支払いをしている時に 後を振り返って見るとWednesday13のメンバーは車に乗り込まず立ってる。 自然に体が近寄って行き「サンキュー」と言い手を出したら 笑顔で握手してくれた。 で、相方がやってきて 「今握手してもらった、あの人と。でも誰か分からない…」と情けなく伝えると 「たぶんベースかギターじゃなかった?良かったねぇ。にしても自分だけ抜け駆けか!」と。 スマン。ミーハー魂が出た。 出待ちで50-100人くらいは待っていたのかなぁ。 汗で湿った服に冷たい外気は風邪をひきそうな感じ。 「もう帰ろうか」と思っていたら、 モンちゃんが窓から顔を出して手をふってくれました。 その後「カメラ、ケータイは出さないでください!」 とアナウンスがあった直後、モンちゃん登場。 軽く手を振り、車に一度乗ったけど、車につかまり手を振り、 窓を開けても手を振る。 「キートス、パリヨン、モイモイ!!/どーもありがとう、またね」 とフィンランドで使った唯一といえる言葉がここでも使えました。 数分後にはアンディ登場。 モンちゃんほどのアクションはないものの、 窓を開けてニヤリ。あぁアンディ兄貴らしい…と思った。 みんなが去って、ファンみんな幸せな空気。 ハノイロックスに感謝。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.14 17:26:11
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