ひげＧの電子本屋、Ｐ．２

デジタルネイティブな子ども達

最近、ＩＴ産業が活発化し、その恩恵が家庭や学校に普及して、パソコンがある家庭が多くなってきている。
そんな折りに、マスコミの中で言われ出したのが、デジタルネイティブな子ども達である。直訳すると、インターネットを介して、様々な人たちと情報交換しながら、コミュニケーションする子ども達の存在だ。

インターネット、特にケータイをベースにしたケータイネットは、子ども達にとっては、命の次に大事な存在と言っても過言ではないだろう。
あまりにも、インターネットな生活の中に溶け込んでいる。
その為に、空想社会と現実社会の間を共有が、器用に出来ている子ども達もいる。

これから、色々な弊害も出てくるかもしれない。
現在の階層的社会になじまない子ども達が多くなり、このまま手をこまねいていれば、引きこもる人。ニートな子どもが、クローズアップされていくかもしれない。ゆゆしき問題である。しかも、今の親世代と価値感のギャップに悩む人たちも増えていくように感じる。

インターネットの光と影。
影の部分では、学校裏サイト・家出サイト・自殺サイトなど、闇サイトの魔の手が子ども達に隣の忍び込んでくる。
一部の子ども達の中には、それらの有害サイトの被害に遭い、事故や事件にまで、発展してきている。深刻な状況下にある。

インターネット社会の光と影を、マスメディアが報道する度に、より多くの人たちに知れ渡る。それが呼び水となり、さらに悪質な有害サイトを作り、甘い謳い文句などで、子ども達を引き寄せる大人の存在を見落としてはいけない。