還暦雲巣管理人独言（還暦を過ぎたウエブマスターの独り言）

　マンションの管理人の仕事を始めて、もうじき３ケ月、正式にはマンション

の管理及びフロントサービス業務が主な仕事らしい、らしいというのはフロント

サービス業務というのが、メニューが約２０種類ほどあって、クリーニング

の取次ぎから、写真の現像及びプリント・宅急便・ケータリング・レストラン

の手配・ハウスクリーニング・印刷物の取次ぎ等々、取次ぎサービスや紹介

サービス、ほか種々のインフォメーションサービス、ザットあげただけでも

メニューはあるがもうひとつ中身なし、実際にまだ稼動しているのは

クリーニングの取次ぎだけ。


　長年育った繊維村から出て、というよりはじき出されてやむなく、入ること

になったこの業界、違和感や理解し難いことも随分あるが、まあ何とかここ

までは無事にという感じ、ただ東京あたりの高級マンションに比べると、随分と

スケールも何もかも小粒になるが、京都では最高級の部類、建物の割に部屋数も

少なく、しかもセカンドハウスや会社のホテル代わりといった部屋もあり、

またこのご時世に、「ヘ～！」という感じもするが、学生さんの一人住まい

というのも３部屋、未引越しと未販売がいくつか。


　販売時に少しでも売りやすくするために、セキュリテイの絡みもあって、

住み込みの管理人はいないが、通いの管理人が３６５日休みなし、午前８時

から午後の８時までの長い時間の管理、ただしこれも管理費を少しでも安く

抑えるために、管理人は正午から午後の５時まで、休憩のために不在、拘束時間は

長いが実労は７時間というわけである。


　仕事中にふと疑問に感じることがあって、管理会社や販売会社の人に質問を

ぶつけると、自分の思っていることの逆の返事が返ってくることがよくある、

その理由というのが毎回決まったように、「この不景気な時期にこのような

高級マンションの購入は、余程のお金持ち、だからプライドも高く、我侭で、

気難しいから、それはこうだ」という返事が返ってくる、「フーん、そんな

もんか～」と思いながらも、「ちょっと待てよ、一応こちらは初心者、聞いて

みたけど、こいつは本当にお金持ちのことを知っとるんかいなァ」。

（オレもついこの間まではちょっとした金持ちだったけれど、

そうだったのかなァ・・・・・冗談です。）





■「今日の言葉」■

　　　　「子供は何気ない親の姿の中に

　　　　　　　　　　　　人としての生き方を学んでいる」









「モン・サン・ミッシェル」