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カテゴリ:きわめて私的な事
11月も今日で終わり、約10年以上前というと、11月の第3 木曜日が楽しみ、ボージョーレー・ヌーボーの解禁日、解禁日の翌 日か、翌々日辺りに、飲み屋のオネーさんか、普通のOL、何処か のパーテイで知り合ったコンパニオンの女子大生、と連れ立って、 フレンチ、イタリアン、地中海料理の店でその年のボージョーレー・ ヌーボー飲むのが慣わしのようになっていた時期があった、ただこの 時期、いくら京都のもみじが鮮やかに紅葉していようが、カメラを持 って出かけると言う事は無かった、店から店へ移動する途中に祇園白 川の辺りで、ライトアップされた紅葉を見る程度であった、それが、 最近の約10年余りの間はテレビ、新聞などのニュースで、「あっ、 そうなのか」、と言う程度に様変わり、ボトルに花のペインテイング を施したような、中身よりもボトルのほうが高いのでは、そんなヌー ボーもあった、今は空輸便でありながら、1、000円以下のペット ボトル入りのヌーボーも販売されている、死ぬ前に1杯のお酒を許さ れるのなら、どんなお酒を飲むだろうと考えると、良い心地まで味わ えるなら、12年物のバーボンのストレート、癖が強く、味が繊細な スコッチのシングルモルトのストレート、長年飲み慣れたレミーのク ラブスペッシャルのブランデーのストレート、大いに迷うところで、 できることなら、シングルでいいから3種類とも飲みたい、良い心地 を味わう時間がないとすれば、味わって酒を飲むだけならワインであ る、1日80本のヘビースモーカでも、ワインの味は結構わかる、た だ本格的にワインを飲みだしたのが45歳を過ぎた頃、気に入ったホ ステスの名前は覚えられるが、気にったワインの名前が覚えられない と言う欠点ともう一つの欠点は酔いが首から上だけ、酔い心地として はあまりよくない、だから酒屋で買って来て家で飲もうという気が余 り起きない。 11月にボージョーレ・ヌーボーと縁がなくなったこの10年、1 0日過ぎくらいから京都市内の紅葉が気になって、中頃になると辛抱 が仕切れずに、マウンテンバイクで出かけて行き、ただ中頃ではまだ ほんの僅かに色づきだしただけ、それでもインターネットの紅葉情報 を頼りに、シフトの休みの日には雨で無い限りでかけていく、それと 京都の紅葉の見頃は勤労感謝の日を挟んだ最後の連休、車の混雑が凄 く、この頃は市バスでないといけない場所は敬遠、地下鉄、私鉄沿線、 或いはマウンテンバイクで行く事が出来る場所、そういう場所を選ん で出かけている、哲学の道の北の始まり、少し東山によった法然院、 ここの山門は苔むした茅葺屋根、山門の中から、左に大きなもみじの 木、紅葉した木、その向うに山門の茅葺屋根、こういう写真を撮ろう と何度も出かけているが、歩のあたらない場所、もみじの木の紅葉が 遅く、殆どが緑で、ほんの少し黄色、オレンジに色づいている程度の 写真しか撮れていない、この法然院の少し南にある安楽寺、同じ日に 行っても山門の横のもみじは真っ赤に紅葉、いつも中には入らずに山 門のところだけ撮影、山門の水平の気をつけると階段が斜めに写り、 階段の水平に気をつけると、山門の屋根が斜めに映る、幾たびに何度 か失敗、新聞に出ていた写真は、山門の屋根も階段もきれいに水平に 写っていた、今年は傍まで行きながら行く事が出来なかった、来年の チャレンジ、今年はおまいりをかねて円山公園に15日、18日に真 如堂、19日に南禅寺と永観堂、この10年来、今年がベストコンデ イションの紅葉、22日は終日雨のために出かけず、25日に嵐山、 27日には東福寺、12月1日、2日は連休、しかし、12月の声を 聞くと、紅葉の写真撮りに行く気にはなれない、恐らく27日の東福 寺で今年の紅葉も散りもみじの写真も多く撮ったので終了。 こういうことをいうと負け惜しみのように聞こえるのだが、11月 と言うと、ボージョーレ・ヌーボーが解禁されるとすぐに飲まなけれ ば気がすまなかった、その時代もそれなりの楽しかったのだが、ボー ジョーレ・ヌーボーと縁がなくなった現在、仕事のシフトの休みの日 には紅葉の写真を撮りに出かける、昔にも優るとも、劣らない楽しさ である、ヨメからいわせると、「自分勝手な、好きなことばかりして、 楽しいのは当たり前やァ~」。 ■「今日の言葉」■ 「 さっさと実行しないと 怠け心がやる気を削いでいく 」 (自然社・平成22年・新生活標語より) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 30, 2010 02:02:06 PM
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