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11月23日に起きた韓国領のヨンロン島への北朝鮮の砲撃事件、 この事件で韓国と北朝鮮の両国はいまだに朝鮮戦争が終結したわけ ではなく、休戦中で資本主義と社会主義のイデオロギーの対立によ る冷戦が唯一残っている地域である事を再認識させられた、オレは 残念ながら韓国旅行の経験がない、韓国旅行を経験した知り合いは、 一度は板門店ツアーを経験していて、両国の軍事境界線上の村、板 門店、そこに休戦中の韓国と北朝鮮の唯一の接点ともいえる会議場 の建物、その建物の見学ツアー、このツアーに参加する時には、事 前にこの見学に関する諸注意の説明会か開かれる、会議場へ入いる 時に持参が許される持ち物、見学の24時間前からの飲酒禁止、許 可されない服装及び行為、等々の説明、北朝鮮兵士を刺激しないた めであり、最後に北朝鮮兵士による発砲の可能性に関する承諾書に 署名、見学者はこの時に韓国と北朝鮮が現在も尚、どのような状況 下にあるのか身を持って実感させられ、刑務所内の見学の時よりも はるかに緊張させられ、会議場内の中央に軍事境界ラインがひかれ ており、この会議場内においてのみ、見学者もそのラインを越す事 が許され、金玉がキューんと縮む思いでそのラインをまたいだと言 っている、この時の経験があるから、韓国と北朝鮮が休戦協定が締 結して、約55年余り経過しているが決して朝鮮戦争は終結してい ない、このことが絶えず頭にあるといっている。 終戦後それまで日本の統治下にあった朝鮮半島の38度線以北を ソビエト連邦共和国が支配し、以南をアメリカ合衆国が支配をし、 北に金日成のよる北朝鮮人民共和国(北朝鮮)が建国され、南には 李承晩による大韓民国(韓国)が建国された、38度線が両国の国 境となった、当時は資本主義と社会主義のイデオロギーの対立があ り、北朝鮮人民共和国はソビエト連邦共和国と現在の中国の後ろ盾、 大韓民国はアメリカ合衆国の後ろ盾を得て、朝鮮半島の主権を巡る 対立が激化、1950年6月25日 、北朝鮮が軍事境界線を越えて 侵攻したことによって勃発した国際紛争、朝鮮動乱、朝鮮戦争と呼 ばれていて、社会主義国家と資本主義国家の代理戦争と化して激化、 戦況が膠着状態になった、1953年7月27日に休戦に至ったが、 以来約55年余り経過するが、未だに平和条約は結ばれず、緊張状 態は解消されず、全土が戦場となり荒廃した朝鮮半島も、開戦前同 様、南北二国に分断された状態のままとなっていて、現在まで、随 時北朝鮮側による領空・領海侵犯を原因とした武力衝突が発生して いる、北朝鮮は情報を徹底的に非公開、韓国は情報を公開、そのた めにこの両国に関して、韓国側のメデイアの発する情報しか知る事 が出来ない、しかし、休戦協定締結後、休戦協定を破ったのは悉く、 北朝鮮側であるのが事実で、今回の北朝鮮の韓国領のヨンロン島の 砲撃も、例の滑稽ともいえる北朝鮮の居丈高な物言いしか出来な い、オバサンは韓国の近海での通常の軍事演習を、韓国が先に手を 出したから相応の報復を行った、カムサムニダ、と時代がかったも のいい、を全世界に向かって放映、多くの北朝鮮の人と、一部の中 国人と、それ以外の人が果たして何人頷いただろうか、しかし、日 本の戦後の復興期にこの戦争が勃発、朝鮮半島に近い日本に兵器な どの修理、部品の調達、補給、大きな特需と言われている重要が起 きて、日本の工業界が非常に潤い、日本経済の戦後の復興に拍車を かけたことも事実である。 この朝鮮動乱の頃、中国とイギリスの混血の女医の自伝小説が映 画化された、映画よりも先にこの映画の主題歌の方がヒットしたと いう記憶がある、「慕情」、という映画で、ジェニファー・ジョー ンズ演ずる女医、ご主人をなくした後、思い出を胸に秘めて、医療 に生涯を捧げるべく医療の現場で働いている未亡人、このジョーン ズという女優、彼女のフアンというのは聞いた事がない、しかし、 この映画でのジョーンズは別という人は多くいる、これには素直に 頷ける、その相手役はウイリアム・ホールデンが演じる新聞記者、 奥さんはいるがすでに2人の間には愛情はなく、離婚にだけは応じ ない奥さん、あるパーテイで知り合った2人は恋に落ちて、香港の 街を見下ろせるビクトリアパークで愛を語らい、愛し合い、新聞記 者も奥さんとの離婚が成立、2人は晴れて結婚、というところだが、 新聞記者に朝鮮動乱の従軍記者の命令が出る、ストーリー自体はこ の命令が出た時には、新聞記者が死んで、この恋は悲劇に終わる 事は予感できた、こう書いているオレも映画のここまでは殆んど覚 えていない、ただこの後、新聞で新聞記者の死亡を知った女医が、 悲しみに打ちひしがれて、2人にとっての思い出のビクトリアピー クに登り、思い出に浸っていると、新聞記者が登ってくる、ここに、 名曲の慕情が流れてくる、新聞記者の姿が消える、そして、また新 聞記者が登ってくる姿が見える、この映画のラストシーン、ビクト リアピークから見える香港の街、この美しい風景、そしてジョーン ズの悲しみの演技と、美しさ、このシーンとこの名曲で、この映画 永遠の名画にしたといえる、この映画でウイリアム・ホールデンが 演じた新聞記者がなくなったのが、朝鮮動乱中である、1950年 から1953年がどれくらい昔の事かと考える時、この、「慕情」、 という映画を思うとよく分かる。 ■「今日の言葉」■ 「 人生は今の瞬間の積み重ね である今を大切に生きよう 」 (自然社・平成22年・新生活標語より) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 1, 2010 10:33:20 PM
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