カテゴリ:読んで(観て)みました。
メディア良化法なる法律と、図書館が戦っているという設定。 そこに費やされる説明文が 丁寧すぎるくらい丁寧で、 いつもの有川さんらしい、登場人物たちのぽんぽんしたやりとりを 少なく感じたのが残念ですー☆ …でも、題材が題材なので、興味深く読んでしまいました メディア良化法とは…公序良俗を乱し、人権を侵害する表現を取り締まる法律のこと。 こんな法律が実際に施行されたら、柊が好んで読む本、映画などは ほとんど楽しめなくなってしまうだろうな…。 でも実際何かしら犯罪が起きて、容疑者の近辺から問題視されるような 本や映像作品が見つかった場合には必ずこの手の議論が為されてる。 「青少年に有害と思われる本は規制するべき」とー。 本が犯罪を誘発するのではなく。 既にそんな心を、土壌を備えている人間が好んで読む傾向にあったという ことだと思うのに。 まあ確かに「なんじゃ、この本は…」と思う本も確かに存在するけど。 表現や、出版物にまつわる問題点など、一つ一つエピソードに取り上げられてて 考えさせられるところも多かったです。 しばし本を読んでも感想を書いたり出来ない日々が続いてしまいました。 気温の上昇と共に、気力は減退していくようです~。 『図書館戦争』を読み終えて、 現在図書館から借りている本の冊数は0になりました。 次にリクエストした本が届くまで、せっせと積読本を消化しようと計画中です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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