カテゴリ:読んで(観て)みました。
「読んだっ!読んだぞっ!」という妙な高揚感が読んだ後こみ上げてきました。 柊はSFと聞くとどうも身構えてしまうのですが、こういう作品群なら いけるかな~と思いました。 シオドア・スタージョン、名前はよく聞いていたのですが読んだのは初めてです。 「取り替え子」 リアルにブッチの姿を想像するとグロテスクかも…と思うのですが 作品中ではもっともコメディ色が強く、明るくて柊は好きでした。 「ミドリザルとの情事」 最後の一文が秀逸。なんか気分的にスッキリ!きました。 「旅する巌」 作中作を読んでみたい、という気にさせてくれます。一番SFらしい展開かも。 「君微笑めば」 後半の展開(理由)、予測できませんでした。 それって・・・それって・・・わかる気がするなあ。 皮肉っぽい終わり方が好きだわ。 「ニュースの時間です」 これまた後半の展開、予想できませんでした。唖然! 「マエストロを殺せ」 解説によると別の訳者の方は以前「死ね、名演奏家、死ね」という邦題を付けられていたとか。 本文を読むとそちらの邦題の方がしっくりくるような気がしました。 収録されている作品の中では1.2を付け難いインパクトのある作品だと思います。 「ルウェリンの犯罪」 「マエストロ…」と題材が似てる印象も…? でもこっちの作品も二転三転、主人公が翻弄されていくあたりが読み甲斐あって 良かったです。 「輝く断片」 冒頭の描写がきつかったけど、なんとか。 不思議とこれは結末の予測がつきました。それが狙いかもしれないけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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