テーマ:映画館で観た映画(8563)
カテゴリ:とにかく印象が鮮烈☆
ただただ圧倒されてきました。 この画面への吸引力…ただモノではない。 *「300」公式HPは→こちら “弱いものは必要としない。強くなければ生き残れない。” そういう教育(養育)方針の是非を問うなんてことは、この映画では多分野暮なだけ。 ひたすら厳しい状況に身を置き、自分を試し続けてきた、そこで生き残ってきたという 圧倒的な自信に、観ている方はただただ圧倒されてしまうのみ、です。 それは「みんな平等」とか「それぞれの個性を重視しよう」とか、 そんな平均的なものを求める状況では決して得られない自信のような気がして。 他者や或いは自分自身と競って競って、勝ち取ったものでなければ 絶対に得られない自信…「誰にも負けない」という気持ち。 強ければいいのか、弱者は切り捨てるのかって反論してみたくもなるんだけど… 出来ないな。これを観ているとただただ圧倒されるばかりで。 きっと自分も均されている一人で、絶対的な自信など持っていないからだろうな、なんて。 自分に自信がない者は自分以外の力あるものにすがる。 ここでは、それは“神”という言葉や、“数”に象徴されているような気がした。 ******* なんて、第一印象をずらずらと書いてみたのですがこれは娯楽映画です。 難しいことなんて考えず、絵画を見ているような不思議な映像と、 スパルタの戦士たちの無茶苦茶な強さに陶然…となってしまえたら それで良いのだと思います。 柊は観る以前フランク・ミラーという名前を聞いて、怖気づいてました。 (「シン・シティ」のとき、観た後げろんげろんになった覚えがあるので…) ですが、出演者が「オペラ座の怪人」を演じたジェラルド・バトラーと聞き、 また予告編の一風変わった映像を目にして俄然興味が湧いてしまいました。 確かにR-15の指定がかかっているので残酷な場面が苦手という人には (それからCGで作られた映像が不得手という人にも) お薦め出来ないのですが。 (…でも柊には想像していたよりずっと平気でしたよ。…ってどんなん想像してたって 追求しないで下さいね。) なんというか、とにかく強烈な、インパクトのある映画でありました。 観た後「おっしゃーっ!」と叫びたくなるようなそんな感じ(笑) ディビット・ウェンハムがスパルタの戦士の一人(ディリオス役)として登場していたのが 柊は嬉しかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.06.14 15:52:18
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