テーマ:映画館で観た映画(8563)
カテゴリ:読んで(観て)みました。
ドラゴン・キングダム ジャッキー・チェン若かりし頃の、「酔拳」とか「蛇拳」などのカンフー映画が好きです。 お師匠さんに拳法を習って、強くなって親の敵をとる!という単純なストーリーが好きで。 この映画ではそのジャッキー・チェンがとうとうお師匠さん役になるのかーという 感慨もあって観に行きました。 *「ドラゴン・キングダム」公式HPは→こちら ジャッキー・チェンがジェット・リーと対決する中盤のシーンには血が燃えました。 動きが早い!早い! どっちも強くてどっちも負けなさそう…どうなるのー!?なんて。 互いにいろんな拳法を繰り出すので、なんだか過去の映画のパロディというか 懐かしさも湧いてきてずっと眺めていたい気持ちになりました。 (それでは話が進まないので無理ですが) このシーンを観るだけでも充分観に来た甲斐がありました。 物語はジャッキー・チェン×ジェット・リー二人の顔合わせを実現させるためだけに 練られた…って感が拭えなくてもうちょっと凝って欲しかったようにも思うのですが うーん、でも要は二人のカンフーが観れればいいのかしらん? スカイ・クロラ 森博嗣の原作派か、押井守監督派かで賛否はまっぷたつに分かれそうな気も…。 柊は原作を読んだ上で、その世界観が押井監督の手でどう映像化されるのか ものすごーく期待して観に出かけただけにちょっと悲しくなりました。 *「スカイ・クロラ」公式HPは→こちら 原作は一読しただけでは「?」な部分が多くて、脚本を仕立てるのは苦しいだろうとは思います。 それでも主人公たちの「空へ」という強い気持ちが前面に押し出されていたら 空に憑かれているような感覚が伝わってきたらそれだけで良かった…のになあ…。 原作の森博嗣さん独特の台詞回しも脚本には生かされてなくて、言葉が死んでるみたいだった。 整備士の笹倉って女だったっけ?そういういじくりも欲しくなかった。 ただ空へ空へ空へっていう執着をもっともっと見せて欲しかった…と思います。 物語の複雑な構成を何とかしなきゃ、みたいな切り貼りや繋ぎなんて必要ないから。 冒頭の、空中戦の映像はすごいなーと思いました。 この勢いが全編続くのなら…と思いましたが。 うーんでもなんか違う。 スピード感が溢れすぎている。 小説でなら何ページも費やして、観念的に描かれているシーンが わずか数秒で決着が付けられてしまうことに違和感を感じずにはいられない。 迫力のあるシーンを作りたいだけなら「スカイクロラ」じゃなくても良かったんじゃないか なんて思わずにはいられない。 「原作を読まなくても、単純に空中戦だけ楽しめたらそれでよい」という人のために 作られた気がしてならない。 全五冊で完結したのかと思っていましたが、最近シリーズ最新作が刊行されているのを知りました。 物語は一体何処まで続くのでしょう~。 この巻で完結するのかな。続くのかな。 この巻での「僕」は誰? やっぱり謎はつきないままみたいだ…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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