テーマ:映画館で観た映画(8516)
カテゴリ:読んで(観て)みました。
世界に残ったたった一つの本。 それが最後まで謎のままなのかと思いきや、序盤で見当がついてしまうのが残念。 やっぱりあの本だったのか…と。 本の正体がわかってしまうとおのずとエンディングまで見えてしまうような気がするのは柊だけかな。 デンゼル・ワシントンと、ゲイリー・オールドマンの共演じゃなかったら拍子抜けしていたかもしれない。 以下、結末その他に触れているので反転致します☆ 世界で最後に残った一冊=「聖書」というのがまず無理な設定に思えてなりません。 今現在も、世界で最も売れている本が「聖書」なのだそうだから。 聖書は大ベストセラー本なのです。 そうそう簡単に焚書出来るかしら。 戦争後の荒廃した世界が物語の舞台となっていますが、 宗教が世界を滅ぼしたのか、それとも世界を再生させるのか。 そのどちらの可能性も秘めているといった暗示の仕方は奥深いかな…とも思いました。 この映画は「座頭市」の殺陣を参考にしていると聞きましたが、 最後まで映画を観て納得しました! 主人公が持っている剣が日本刀だったら、確かに「座頭市」だわ! 信仰心や、宗教への関心が薄い柊なので物語にこう…入っていきにくかった気がします。 信者の方がご覧になっていたら、全然違う感想を持たれるのでしょうか。 ゲイリー・オールドマンの悪役って何だか好き。 変な言い回しですが、「安心して見ていられる」気がします…。 デンゼル・ワシントンも、ゲイリー・オールドマンもなんだか年を重ねられましたね。 自分がそれだけ長い間映画を見続けているってことなのかもしれないけれど…。 スクリーンの向こうと、観客席と、居る場所は違えど一緒に年をとっていっている気がしました。 *映画の公式HPは→こちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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