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薔薇を拒む 先日読んだばかりの「サクリファイス」とはうって変わった閉鎖的な物語で、驚きました。 近藤さんも様々な引き出しを持っている作家さんですね。 柊はこういう閉ざされた洋館が舞台になっているお話も好きです いかにも、何かが起きるぞー起きるぞーという登場人物たちの組み合わせ。 (主人公も、他の登場人物も皆美しい容貌の持ち主。そして訳ありな過去を持っている。) どうしてこの場所に自分たちが集められたのか…が謎。 主人公が洋館に住む少女に刹那的な思いを抱き続けるのですが、 その心中を語る言葉がどうしようもなく哀しげなのです。 彼の、孤独との折り合いのつけ方、飼い慣らそうと必死になる様が 何より印象に残る物語でした。 ふたりの距離の概算 久しぶりの古典部シリーズ 長距離走を走りつつ推理するって…ミステリの新しい形かしら(笑) 奉太郎君のほのぼのとした推理が懐かしくもあり、ほろ苦くもあり。 彼らが(やっと?)高校二年生になったんだなあと思うと感慨深くもあり(笑) 表紙絵が米澤さんの作品のイメージと合わない気がするのがちと残念でした。 次なる作品も楽しみに待ちたいと思います…♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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