テーマ:映画館で観た映画(8573)
カテゴリ:読んで(観て)みました。
なんですかこれは。怒っていい?怒っていいよね?おりゃー! *映画の公式HPは→こちら 登場人物の性格、設定が原作と違いすぎませんか、これ。 これでは小説の、米澤さんらしさが全くないに等しい。 監督&脚本家、何を考えている。 せっかく役者を揃えても、これでは演じる甲斐すらないではないか。 何よりも、結城のキャラクターを平凡にしてしまったのは許し難い。 原作通りに描かれる映画の方が珍しいのだ、とはいえこの仕打ちはあんまりです。 米澤さん初の映像化作品(しかも好きな作品!)と期待を高めていただけに意気消沈です。 何故…何故だ!これだけ役者が揃っているのに!ぎゃおー! 「推理する」ことの醍醐味が全くもって失われているのは原作好きとしては あまりにひどい仕打ちに思われます。 下手なホラー、陳腐な説教はこの作品にはいりません。 そんなことは初めからわかっているのです。 理不尽さは承知の上。 それなのに…それなのにっ! 唯一、観た甲斐を与えてくれたのは北大路さんの渋く深みのある演じっぷりで それは原作と最も異なる点の一つであるとはいえ…良かったです。(涙) 展開も、ラストも原作とは異なる「インシテミル」でありました。 原作を読まず、映画だけを観て「米澤さんの作品ってつまらないのね。」なんて 誤解を観客に与えてしまう可能性もあり得るのでは…。 それが最も恐ろしい結末ではないですか? あううう、「インシテミル」は原作を読むに限りますっ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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