テーマ:映画館で観た映画(8563)
カテゴリ:読んで(観て)みました。
子供の頃にアニメを観、原作漫画を読み、松本零士さんの作品に多少なりとも 親しんできた自分にとって「宇宙戦艦ヤマト」が実写化されると聞いた時はただただ、驚きました。 そんなこと可能なのかな…って。 あまりに脚色されても嫌だし、映像があまかったら嫌だし… 出来栄えが陳腐過ぎて笑っちゃったらどうしよー…と期待するのをセーブしていた感があります。 でもそれが良かったのかな。 期待しすぎなかった分、がっくりくることもなく、むしろ頑張ってたかも…って思えてきました。 演じる役者が持つイメージにキャラクターを近づけてしまう人もいれば、 キャラクターの方に自分を近づけるタイプの役者さんもいる。 それはそれで面白かったように思います。 (医者の佐渡先生だけは、キャラクターのイメージに近い方が原作ファンには嬉しい気もしたかな) デスラー総統を誰が演じるのかは…観る人が一番納得できる描き方を選んだんじゃないかと思います(笑) 観ていて思ったのは、どんな風に脚色されようとも松本零士さんの生み出す 世界は揺らがないだろうってことかな。 宇宙観にしても、登場人物にしても、しっかと骨太に描き込まれているから、 そこはなににも侵されない、不可侵な世界という感じがします。 どう描かれようと、「ああやっぱり原点ともいえる原作を読み返したい。」気持ちに 立ち戻っちゃう気がします。 アニメ版がもう一度観たくなりました。 昔はあんなに再放送していたのに、今はちっともしてくれない。 劇中に流れる曲は昔懐かしいアニメのサントラで、なんか聴いているだけでうるうるきてしまいました。 ただ、どーしてもどーしても譲れない、納得いかない部分が一つ。 それは…結末に触れるので以下反転します。 どーしても納得いかないのは 沖田艦長の最期が変えられてしまっていること。 これだけはどーしてもどーしても変えて欲しくなかったのにっ! イスカンダル編の最後はやっぱり「沖田艦長~~~~!」(TT) で終って欲しかったです。 古代君が主人公なので無理やりでもあのラストに繋いで花を持たせたかった気持ちも わからないではないですが。 あそこは原作通り、沖田艦長の遺志を尊重して古代君には生きて地球に戻って欲しかったです。 「宇宙戦艦ヤマト」が実写化されるなら、「銀河鉄道999」もいつか実写化されるんだろうか。 「銀河鉄道999」は映像技術云々よりも、とにかく配役難しいだろうなあ…。 *映画の公式HPは→こちら 柊のつぶやき(Twitter)…… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[読んで(観て)みました。] カテゴリの最新記事
|
|