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二足歩行型ロボットを見たとき、「中に人が入っていたりして…」って 疑った経験を誰もが持っていたりするのではないでしょうか。 それをそのまんま、映画に作っちゃうところが「すごいなー」って思います。 しかも、中に入っているのがおじいちゃんというのがミソですね。 観客はロボット(潮風)の中に鈴木さんというおじいちゃんが入っていることを知っているので しぐさや行動のひとつひとつにぷぷぷ、と笑ってしまえるのですが それでも中盤以降は、ロボットが本物だと信じている人達を騙している事態を、 どう収拾付けていくのか気になって気になって。 なので、ラストはうまくまとめたなあって思います。 やっぱり誰も、誰にも憎まれて欲しくないもの。 一緒に鑑賞したお客さん達には鈴木さんと同じ年代の方たちが多くて、 映画館内には始終くすくす、楽しそうに笑う声が響いてました。 そのおかげで柊も映画を観ながら心おきなく、笑うことができました。 工業用のロボット等と違って、二足歩行型(人に近い形)のロボットを製作することの意味ってなんなんでしょうね。 疑似人間を作り出したいという願望なのかなあ。 柊には近未来、SFの物語世界しか想像できないのですが。 *映画の公式HPは→こちら 今年最初の(映画館での)映画鑑賞は「ロボジー」になりました。 「ヒミズ」も観たいと思いましたが、最初はやっぱり笑いたいかな…と。 先日DVDにて「モールス」観ました。 「ぼくのエリ 200歳の少女」のハリウッドリメイク版です。 物語など大きく変えられることがなく、ほぼ忠実にリメイクされてました。 きれいに、すっきり、よりわかりやすくまとめられた印象です。 主人公の少年のその後がオリジナル版よりもはっきりした形で想像させられてしまう感じが より、せつないかなあと思いました。 荒削りな印象があっても、柊はオリジナル版の方が好きかも。 どちらも、わりきれない、やりきれない感じが鑑賞後も尾を引いてしまうんですけど…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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