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2013年4月の読書メーター
読んだ本の数:7冊 読んだページ数:1678ページ ナイス数:51ナイス 何者の感想 言葉にすると、気持ちが薄っぺらいものに感じてしまうのは何故だろう。言葉の使い方が上手な人は、ぎゅっと想いを凝縮させることが出来るのに。出来ない人はどれだけそれを積み重ねようと伝わってくるものが薄っぺらなままだ。うちに抱えているものはたくさんあるのに、それをうまく伝えられる手段がないのは悲しい。それに苦しい。twitter恐怖症になりそう。他人を観察するのと同じくらい自分を客観視出来ればいいのか。他人と比較することをやめればいいのか。 読了日:4月1日 著者:朝井 リョウ 私と踊っての感想 図書館から借りたので「交信」が読めず残念。「二人でお茶を」「私と踊って」などが印象に残りました。 読了日:4月5日 著者:恩田 陸 月のさなぎの感想 薄荷と雪矢、空とカイ。ふた組の関係が相似してみえ、同じエピソードを二度辿って読んでいるように感じました。性別を持たない子供達という設定を興味深く思いながら読みました。文章の醸しだす雰囲気が好きだったので別の作品も読んでみたくなりました。 読了日:4月13日 著者:石野 晶 掏摸(スリ)の感想 「絶対悪vs天才スリ」という文句に惹かれて読んでみたのだけど、そういうお話ではなかったような…^^; 読了日:4月17日 著者:中村 文則 犬とハモニカの感想 江國さんの観察眼、どれだけ鋭いんだろう。物語はフィクションなのに、まるでその場に居合わせて、目の前の情景を事細かく(人物の内面まで!)綴っているかのよう。人物にのめり込み過ぎない、距離感が好きだなと思います。 読了日:4月22日 著者:江國 香織 完全なる首長竜の日の感想 映画化されるのに興味を持ち、原作を手に取ってみたら人物設定等がかなり変更されているのに驚いた。曖昧に、核心部分をはぐらかされてるようなもどかしさ。それが独特の読後感を残しているのでしょうけれど…。 読了日:4月23日 著者:乾 緑郎 トルコで私も考えた トルコ料理屋編 (トルコで私も考えた トルコ料理屋編) 読了日:4月25日 著者:高橋 由佳利 読書メーター 今月一番の収穫は『トルコで私も考えた トルコ料理屋編』でしょうか。 学生時代、友人から借りて「面白い!」と読みふけり、 トルコという国に興味が湧き、 結局自分でも購入し、結婚する時も持参した漫画の最新刊です。 著者さん、今ではトルコ料理屋さんを開いているんだなーと感慨深くなりました。 お店に行ってみたいなあ…すごーくすごーく遠いけど。 漫画本に紹介されてるトルコ料理、美味しそうなんだもの! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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