カテゴリ:柊の日常(+)
5月に読んだ本です。
2013年5月の読書メーター 読んだ本の数:5冊 読んだページ数:1457ページ ナイス数:57ナイス 空耳の森 (ミステリ・フロンティア)の感想 シリーズ外の短編集だと思って読んでしまった^^;シリーズ2作目が未読だったので、(1作目もかなり前に読んだので)思わせぶりな記述がすごく気になる…。シリーズ物ならその旨あらすじのところにでも書いてくれればいいのに~。そんなわけで順不同になりますが、これから『アルバトロスは羽ばたかない』を読み始めます☆ 読了日:5月1日 著者:七河 迦南 アルバトロスは羽ばたかないの感想 先に「空耳の森」を読んでしまったのだけど、それでもこのラストに気付けませんでした。読後、再度「空耳…」を読み返したらいろんな記述に納得がいき、最後の展開に胸が熱くなりました。希望は“にもかかわらず”持つもの…一人ひとりの子供たちが抱え持つ背景が重いものだけに考えさせられること多かったです。 読了日:5月8日 著者:七河 迦南 キラリキラリの感想 かくたみほさんの写真、好きです。写真の向こう側に、写真におさまり切れないほどの眩しい光を感じるところや、空気がやわらかく伝わるところや、視線の向けられる先にはっとするところなんかが。大事にしたい写真集です。 読了日:5月17日 著者:かくたみほ 少年十字軍 (一般書)の感想 宗教の是非、信仰の有無は別物として考えた方がいいんじゃないか、とこういう物語を読むたび思います。「十字軍」など、神の名をかたるものの、醜聞に満ちた行為も多く、げんなりすることが多いけど、純粋な気持ちで信仰している人も多かったわけで一概に否定することも難しい。無垢と狂信は紙一重…。子供であることが、非力であることが、理不尽な選択ばかり強いられることがとてももどかしく感じる物語でありました。 読了日:5月25日 著者:皆川 博子 リカーシブルの感想 『ボトルネック』くらい後味悪く、どんより感を引き摺ってしまったらどうしよう…なんて思ってたけど懸念でした。後半、畳み掛ける様に、面白く読みました。登場人物たちのその後を思うと心配ではあるけれど、主人公の芯の強そうな所なんかは信じられる気がしました。 読了日:5月29日 著者:米澤 穂信 読書メーター 6月はもう少し本が読めるようになっていますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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