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カテゴリ:ゆかいな家族の話
最近、自転車置き場に屋根を付けてもらいました。
これで、自転車が雨ざらしにならずに済む! 5人家族のヒカル家の自転車置き場には、 現在新品の自転車が3台。 通勤に使っている主人と私の自転車。 たまたま同じタイミングで故障し、購入。 もう一台は今年中学入学でお祝いで買ってもらった長男の自転車。 3年生の長女の自転車は、充分現役。 残る次男の自転車は小学校入学時購入で、持ち主の乱暴な使い方にかなり耐えてきたけど、 5年も経っていて、ボロボロ、ギコギコ。 自転車置き場に屋根も付いたし、おじいちゃんにおねだりをしてみました。 おじいちゃんは二つ返事。 次男の自転車を買いに出かけました。 自転車屋さんにつくと、お手ごろな自転車がありました。16000円 充分カッコイイ! ですが、まだお子チャマな次男は、となりの24000円の自転車がいいと言い張るんです。 どこがいいのかというと、ハンドルにスピードメーターがついているし、変速機が7段あるからとのこと。 「おまえ、変速機なんて3段あれば充分だよ、ば~か!」(長男談) 「今5年生の途中でしょ。中学になったらまた買わなきゃならないんだから、安いほうでいいわよ」(おばあちゃん談) 「壊れた自転車にのっているよりましでしょ。贅沢いっちゃだめ!」(ヒカル談) 「私も新しい自転車、ほしい~(T_T)」(長女談) みんなにかなり説得されているにもかかわらず、一度こうと決めたら聞く耳をもたないのが 次男坊。 ますます頑なになり、とうとう、 「欲しいのが買ってもらえないなら、前のやつでいいよ。」とすねてしまった。 しばらく遠くでヒカルたちのやり取りをみていたおじいちゃんたちだったけど、 「今日は帰って、よく考えたら」といってくれて自転車屋さんを後にしました。 おじいちゃんちに戻ると、 ちょうど昼時だったので、ヒカルは次男と買い物を頼まれ近くのスーパーへ。 スーパーへの道々、二人で話しながら、ヒカルは次男の心の解きほぐしにかかりました。 この子はうまれつき、こんな性格なのです。 それはなんと離乳食が始まった6ヶ月頃にさかのぼる。 食事の時、スプーンで食べさせてもらうのは大きらい。 手つかみでも自分でやりたいといいはるのです。 それでも 「あ~ん」などと食べさせたあげようとすると、 星一徹のごとく、トレーごとひっくり返す!なんてヤツ! 口がきけるようになると、しきりに言い始めたのは「カズ君(長男)には負けない!」 二つ上のお兄ちゃんはのんびり屋さんなので、ちゃかちゃかした次男は頑張れば兄に勝てると思っているようです。でも、実際お兄ちゃんには何をやっても勝てないんですけどね。 子供のくせにホント、オヤジっぽい一徹さをもちあわせて生まれてきたようです。 でも、筋道をたてて、あなたにもわかるよねと話してやると、折れるのです。 ヒカルには、秘策がいくつもあるのです。母親なだけにね。(エッヘン!) 今回も、しばらくすると分かってくれました。 ヒカルたちはとても軽い気持ちになって、嬉しい気持ち一杯になって 買い物をして家に帰りました。 昼食が終わるとすかさず、寝転んでテレビを見ているおじいちゃんの背中にぺったりとはりつき 耳元で甘えた声でおねだり。。 「おじいちゃん、また後で自転車屋さんにつれてってくれる?」 おねだりはとても上手です。 こうして、次男は新しい自転車を買ってもらったのでした。 頑固にしてると、あまりいいことないよぉ~、と これからも繰り返し教えてあげなきゃと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 6, 2006 07:28:11 PM
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