柳澤発言と少子化問題(2)
(下のつづき)やはりありました。厚生労働省の医薬食品局審査管理課化学物質安全対策室という部署が担当しているようです。さっそくホームページを見てみました。⇒ 内分泌かく乱化学物質ホームページところが、う~ん、どうも十分な研究が行れているようには思えない。Q&Aを見ても「確認された事例はない」「因果関係は分からない」ばかりで、子供に対する影響は調べているようだが、精子数の減少については調査しないのだろうか?もしかして予算もついていないのかも?外国まかせなのか?う~ん、ちょっと聞いてみようか。。?というわけで直接厚生労働省に聞いてみることにしました。けっこう役所って何でも丁寧に教えてくれるもんなんですよ。電話してみると受け付けっぽい女の人が出て、いま担当者が打ち合わせ中で,終了次第折り返しTELしてくれるとか。ちょっと恐縮しながら待つことにした。さすがに厚生労働省からTELが入るとなると緊張するよね。待つこと一時間半、ついにTELが来た。若くて意外と優しそうな男の人の声だった。「いま少子化問題が話題になっていますが、環境ホルモンの精子数減少に対する影響に ついて厚生労働省の取り組みを教えて下さい。」「環境ホルモンの子供への影響については、いくつかの研究機関に調査をお願いしていま すが、精子数減少についてははっきりと分かっていませんので、現在は調査しておりま せん。ほかの省庁は知りませんが。。」「少子化問題を考えるならそのような調査も必要ではないでしょうか?」「そうですねえ。。」「やはりこのようなことは国が取り組んでもらわないと困りますが。。」「。。。」思ったとおり何の取り組みもしていないようだ。もちろん反論もある上、精子数減少については環境ホルモンとの因果関係が分かっていないのも知ってる。でもこういうことは分かってからでは遅いのだ。いや、分かっていないからこそ調査すべきではないだろうか?昨日はシベリアに黄色い雪が降ったという。地球温暖化の影響も人間社会に大きな影を落としつつある。従来の疾病に加え、ウイルス性感染症、薬害、少子化問題、そして地球環境が人間に及ぼす影響など厚生労働省の果たす役割は大きい。このような時代にトップが全く時代感覚のない飾りだけの人間でいいのだろうか?もう大臣ポストを振り分けで決めているような時代ではない。地球は待ってはくれないのだ。外部の有識者も含めた大臣の再選考を求めたい。今日の順位は何位かな。。?(「・・) ↓ ↓ ↓ ↓ 人気blogランキングへ ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆光る堂ビューティーラボ光る堂薬局〒550-0022 大阪市西区本田1-10-20TEL:06-6582-2010(営業時間:10:00~19:00日祭休)薬剤師 :白石光彦white@hikarudou.com★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆