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Slugger氏のリレー小説を、ここでアップさせたいと思います。
とりあえず、参加者(naotree氏、呉威武氏)に連絡です。 今後、リレー小説をする場合は自分のホームページの日記に それぞれアップするようにしてください。 尚、Slugger氏の許可はもうとってあります。 では、Slugger氏の物語の続きを・・・・・。 -------------------------------------------- 昨日の塾はなんというか、今考えるとおかしかった。 今日の事をあまりに考え、おののき、震え、・・・・緊張していた。 その症状のあまり机はつねにカタカタと鳴り止まず、 「智仁、どうした?寒いのか?顔も赤いぞ」 と先生に言われる間にもさらに顔は火照り、みんなにも笑われた始末。 驚くことに「ちくしょう」とも思わなかった。 明日の事に気が行き過ぎて、そんな事思っている隙間もない。 「おやすみなさい」 そう言うと僕は静かに自分の部屋へ戻る。 ドアをパタンと閉める。 急に出てくる、深いため息。 緊張・・・・未だかつてここまで緊張したことはないだろう。 手と足が同時に震える。と、言うよりかは骨が震えている感じだった。 僕は昨日の就寝時間も恐ろしいほど早かった。 時計を見る・・・・ 「9時前!?」 真っ暗な部屋で声に出してしまう。 とりあえず横になり、明日の事を頭のなかでシミュレートする。 ・・・・・ 「智仁君っていうの?へぇー・・・・」 「もっとさ、こういうページだからこうしたらいいんじゃない?」 ・・・・・・ 僕は言葉を発しないのではないだろうか。 なぜ? また昨日の塾と同じで緊張するから? 座って思わず何度もトイレに行ったり、飲み物を零してしまったり・・・? 外で歩いていても知り合いがいたら・・・・って考えて周囲を犬のように何度も見たり・・・? ふいに声が頭にこだまする・・・・ あ の 質 問 は ? あ の 質 問 ? 意識が薄れていく・・・・ そ う 。 あ の 質 問 を 聞 か な い の ? ・・・・ な ぜ 「さくら」 は 「Cherry」 と い う 僕 の ペ ー ジ を あ そ こ ま で 好 き こ の ん で く れ た か ? な ぜ 僕 と あ そ こ ま で 打 ち 解 け て く れ た の か ・・・・・・・・・ 外の光がいつもよりも眩しい。 冬から随分もう距離をおいた。 既に今は夏との距離をつめているからだろう。 今日こそが「さくら」とのオフ会・・・・・。 僕はもう足も震えていなければ手も震えていなかった。 あの質問・・・・ あの質問だけは聞いておきたい・・・・! 僕は朝の日の黄金に輝く、部屋の取っ手を引き部屋を出た。 ---------------------------------------------------------- naotree氏、御願いした。 なんか大変な事になっちゃったけど、どうにでもしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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