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カテゴリ:旦那の実家
姑はこの数年要介護者になってから、衣服も本人の動きやすさや、着衣脱衣の介助が受けやすいデザインの、施設でのまとめてのお洗濯に耐えられる素材に限定されている。
以前にも愛ゆえに、サイズが合わなく好みではない色の値段だけは高額コートを姑のために購入したPさんは、自分が着せたい?と思うのか、色っぽいシースルーだったり、フリルだったりのお洋服を買ってきたりしていたのだけど・・・ 百歩譲ってフリルはともかく、80近い婆さんのシースルーってのはどうなんだって話でもあって・・・まぁそれはいいとして(苦笑) ともかく、自宅に置いてある姑の衣類は、もうこの先袖を通すことはないだろうなと、確かに思えるのだけど Pさんは、今、せっせとそれらを捨てている。 重ねて姑は小さなバックが好きで、大量に持っており、それらも、捨てようというわけで・・・・ 来月、姑の施設でバザーがある。 頂き物の多い我が家では、バザーに引き取ってもらえると助かるかなと思える商品がいくつかあって、 Pさんの所にも同じようにある、ので、 バザーに出せるものがあれば・・・と声をかけたので、姑の持ち物整理に拍車がかかった。 普段から何でも捨てまくるPさんから、私が使うのではないかと思いとっているものがあるとのことで、見にこいと言う。 嫁にシースルーのお下がりは、願い下げたく、つまり欲しくない、姑が身につけたものなんか、使う気がしない。 姑を天使のように思っている複数の姪がおられるので、その方たちに形見分けとしてもらっていただいたらどうかとは、思うけど・・・ 私、いらんねん。 というか、お下の世話もし、どうかすると素手で便に触れることすらある今になっても 姑の衣類やアクセサリーを触ることには嫌悪感がある、まして身にまとうなど、考えられない。 いややなぁ・・・仕分けに行かなあかん・・・ 洋服はともかく、和服関連のものは、どなたもお喜びにはなるまいと思われる昨今、 とりあえず置いといて、売るか・・・ それにしても、まだ亡くなっていない人の愛用品を、自宅で暮らすことがないからと言って、そんなにサッサと処分できる Pさんの愛は、私には限りなく理解できない愛でもある。 姑はこの先、暮らすことはなくても自宅へ帰って過ごす日があるよ。 その時、自分のものが何にもない家って・・・・どうなんだろう・・・ まぁ、モノより愛なんだろうね、僕さえいればええやろって、実際この前言ってたし(-_-;) 昨日、いつものデイサービスのあと、Pさんを姑の所へ連れて行くと、 最近、それらの姑の身の回りの品整理に時間がとられて、足が遠のいていたPさんは、先週から一週間のご無沙汰で それを何か察知しての言動なのかはどうかは不明ながらも、姑の部屋に入ろうとすると激しく姑から拒否されたのであった。 「パパ、ここは女性用のトイレだから入っちゃだめよ!」珍しく必死で止めた姑。 全室トイレ?和室付きのトイレってこと?(笑) 「男子禁制なんですか?」と聞いてみると「そうなの!」と姑の強硬なお返事ではあったものの Pさんには全く聞こえておらず、「そうか、さみしかったか~」と、満面の笑みで慌てた風情の妻を見つめるのであった。 わかっちゃいない めでたし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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