ひっこりんの冒険

やあ　ひっこりんだよ

ひさしぶり～～





おい、とおちゃん

カメラの調子がおかしいぞ～







どうしたの







よくわからんが

スイッチを入れると

レンズが出てきて　すぐにエラーになって止まっちゃう

何回かスイッチを押すと

レンズが戻るんだけど・・・









えええええええええええ

見せて







そう言って　持ってきたクークのデジカメ







ぼくが買い与えたモノだけど

ＲＩＣＯＨのＣａｐｌｉｏ Ｒ７

まだ　２年しか経っていない

キタムラで買ったヤツなので　保証も残ってる

修理に出そうと　回りを見てみると



あれ？





き、傷が・・凹み傷が有る





なんてこった

クークはカメラを使用中か　もしくは手で持ち歩いていたときに

地面に落としたんだ



やれやれ

キタムラの５年間保証規定を読んでみると

（４）次の場合も保証の対象となりません

　・ショック品と判断された場合



だめじゃん

修理に出せば　いくらかかるやら

どう見積もっても１５０００円以上は取られちゃう





某家電販売店でちらっと見たら同一機種のバルク品が１４０００円で売っていた

と言うことは・・・・ばらしてしまおう

上手く治ればＯＫ　壊れても（元々壊れてるし）バルク品を買えば良いわけだし



と言うことで

急遽、精密ドライバーを取り出した



まずは前のカバーをはずしてみよう







カバーをはずすのはすごく簡単、ビスを２本取るだけ

あっけないくらいの作業だ



電池を入れた状態で

スイッチを入れて動作を確認

レンズが出たり入ったりを繰り返す







よく見るとレンズ部分は独立してケースに収まっていて　

ビス止めされている様子もない

レンズ部分を取り出そうとするとこれが　なかなか取り出せない

レンズユニットを押したり引いたりしながら　スイッチを入れたり切ったり

どうもレンズユニットとケースの位置関係に問題があるようだ



そこで　落ちたショックで歪んだであろうケースを調整することにした

全面のカバーは　よく見るとかなり変形している







もちろん　落下してあたった場所は凹みがひどいし

そこから全体に微妙に湾曲しているのがわかる

ケースを机に置いて隙間を確認すると　すぐにわかった



じゃあ

ということで取り出したのがゴムのハンマー

これで　コツコツ叩いて調整





（今回修理に使った工具たち）





全体をコツコツ叩いて組み立てた



あはははは

治っちゃった









実際に写真を撮ってみた











良いじゃないか

ちゃんと写ってる





今回　リコーのコンデジを修理？できたのはたまたまラッキーだったんだと思う

でも、保証の問題で　落下による故障は対象外なので

よほどの愛着のあるカメラならともかく

修理にはどうしても二の足を踏むよね

そんな時は　一発決心して　できる範囲で中を見て原因を探してみるのも

良いことかもしれない