住宅リフォームとアスベスト・・・
今、住宅リフォームの解体においてひとつの問題があります。静かな時限爆弾ことアスベストアスベストを含まれている可能性の大きい住宅建材は昭和62年以前の硬質系の天井、壁、床の仕上建材平成16年以前のコロニアル系(カラーベスト)の屋根材、外壁材の窯業系サイディングです。平成16年・・・去年まで使用されてたんですよ!板状なので解体しなければアスベスト粉塵が出る可能性は少ないです。住宅リフォームする場合には、形状が変わるため粉塵が発生する可能性大です。(吹付と比べて比較的安全)事前調査と解体計画、解体時の作業に注意が必要です。中皮腫・・・一度発生すると現時点では治癒することなく死を待つしかないといわれてます。アスベスト粉塵を吸い込んで中皮腫が発病するまで20年から30年と言われてます。この潜伏期間から「静かな時限爆弾」言われてます。我が社は住宅リフォームすることが多く、最低限私が従業員に出来る教育として社員に「石綿等使用建物等解体等業務特別教育」を受けさせました。 修了証のコピーアスベスト協会と厚生労働省の対応にはすごく腹立たしい思いでいっぱいです。我々建築作業に従事する者とエンドユーザーの健康に配慮して、もっと早く使用建材の中止をしていただけなかったのかと・・・また、除去したアスベスト建材の処分方法もまだ決まっていません。早急は国の対応を期待します。建築リフォーム、既存建築物の解体には今後数年はもれなく付いてくる大きな問題です。最後に大まかな、<石綿障害予防規則>をのせておきます。