5日(月曜日)は、急逝された古くからの先輩の通夜にと沈む心をいだきつつ取り急ぎ帰京しようとしたところ、このところの大雪で塩尻~岡谷・諏訪方面にかけ長野道が通行止めとなっており、電車に飛び乗りました。上諏訪で上り、下りの「特急スーパーあずさ」を乗り違えるドジを踏み再度の上諏訪駅での特急乗り換え待ちの時、ふと目にしたホームの「足湯温泉」。
JRさんのサービス施設で、特急の待ち時間が30分以上あるので興味半分入ってみました。ホームを見渡せる場所に無色透明の浅い温泉浴槽で木製のベンチが配置され、だれもいません。
注ぎ込む源泉に目をやりつつ靴下を脱ぎ、ズボンの裾を膝まであげてイザ入浴、あっちっち、冷えてる足には一瞬熱いと感じたのですが直に慣れて気持ち良い、程よい加減の温泉です。で、これが入浴(足浴)写真。
しばらくして、一人二人と増えだし、妙齢の女性も数人加わり思わぬ混浴状態で一層気を良くしつつ、しばしの15分間。居並んだ足々を写真に撮りたかったのですがさすがにそれは遠慮して列車到着5分前であがることに。ポケットのハンカチで足を拭き(タオルなぞ持ち合わせていません)、靴下を履くと本当に足の先からあたたまっているのが感じられます。案内にもあった15分間というのが丁度良いようです。以前は公共の施設、サービスは汚く不潔なものが多々ありましたが、近年は民営化のせいなのか管理されるかたがたの誠意か、きれいで、きもちの良いものが増えました。日本は良い国です。