木曽駒ケ岳登山 その2
2日目(24日)は、朝5時に起きて、そのままロープウェー行きのバス乗り場に向かいました。驚いたことに、5:45に着いたにもかかわらず始発(6:15)待ちの長い列ができちゃっていました。皆さん早いんだね。驚きです。バスとロープウェーを乗り継いで、2,600mの千畳敷きまで行きました。下界は曇りではあるものの青空も見えていましたが、山上は霧で全く視界不良です。 しばらく歩いたら、いきなり急な登りです。 霧で前も後ろもまったく見えない中、ガムシャラに1時間程急な勾配を登りませたら、平坦な所に辿り着きました。そこが2,856mの乗越浄土です。この後、比較的なだらかな尾根道を歩き、2,925mの中岳を通り、10時過ぎに2,956mの木曽駒ケ岳に辿り着きました。(中岳山頂です。霧でモヤってるでしょ)山頂でしばらく休んだ後、乗越浄土近くの宝剣岳山荘に戻り昼食をいただきました。 この後、最初に登った急坂を下り始めました。この時は、少し霧が薄くなって見通しがきくようになりました。何とそこは左の写真のような絶壁に近い急坂だったのです。足が震えちゃいました。 岩を掴みながら慎重に降りて行くと、そこに右の写真のような雪渓が現れてきました。この辺りが千畳敷です。以前来た時は雪など何処にも無く、一面にお花畑が広がっていたのが、今回は雪が残っており高山植物のお花畑はほとんど見る事ができませんでした。残念、残念。今回の山行きは霧に祟られた上、お花畑も見られず、散々な結果に終わりました。翌日(25日)は、朝起きたら雲ひとつない快晴で、麓から千畳敷カールと宝剣岳がバッチシ望めました。残念無念。お天とうさんは意地悪ですね。