dodoit's
先週末、一緒に見えたゲストの方、北海道と同じ面積、人口2,000
万の国から来られて、三帰依文をサンスクリットで共に。
そんな折、あの日は英語も出てこない苦しい日でした、英語表現にならず。
ゲストのNさんが「19の乙女心」を日本語で競われるとき横から「都々逸などなさる日本語の勉強にいいですね」
と口走り、一瞬、その説明が出来ませんでした、ひとつも思い出せない事態に、助けを求めた若い頃から遊びの道
を究めた筈のI先輩も「何それ」とすげない。
Kさんの郷里のこと、ご存知のはず「信州信濃の 新そばよりも あたしゃあなたの そばがいい」、「恋にこが
れて なく蝉よりも なかぬ蛍が身をこがす」「医者の頭に 雀がとまる とまるはずだよ やぶじゃもの」「惚
れた証拠に あなたの癖が みんな私の 癖になる」
「朝顔は ばかな花だよ 根も無い竹に 命までもと からみつく」「がきの頃から イロハを習い ハの字をを
忘れて イロばかり」「「君は吉野の 千本桜 色香よけれど 木が多い」「惚れた数から ふられた数を 引け
ば女房が 残るだけ」など等。
日本語の語感も鍛えようと感じた夜でした、同好会の二次会はいつも勉強になります。感謝
英語では DO DO IT's! らしいです。都々逸は七七七五の字が基本。
引用は「都々逸のススメ」柳家紫文著、集英社刊
最後に「厚い暑いと 思っていても 三月もせぬうち 秋がくる」