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カテゴリ:無題
先日来ひとり親世帯の児童扶養手当について
考えなおすことが議論されています。 つまり、両親が揃っていないがために子供の受ける不利益は 母子家庭でも父子家庭でも同じであるという考えです。 しかしカツオの場合、父にも母にも育ててもらえないので、 私のところにいるわけですが、 カツオを育てるためにかかる費用を援助してくださいというお願いをしても なかなか受け付けてもらえませんでした。 その上やっと「受け付けます。」と言ってもらったら 手続きがとても大変でした。 普通、両親の揃っている子供は両親の手で育てられ、費用はすべて親が負担します。 親が低所得の場合、就学援助がもらえます。 両親が離婚または死別して、片親になった場合児童扶養手当がもらえます。 コレはあくまで「子供の権利」であると考えます。 カツオのように両親のどちらにも見捨てられた子供は、通常祖父母に育てられます。 祖父母が年金を受け取ると児童扶養手当はもらえないのです。 変だと思いませんか? たとえ不幸にして片親になっても親と一緒にいれば児童扶養手当が受けられ、 離婚により母が出て行った後、 父の再婚で祖父母の手で育てられるようになった子供は、 児童扶養手当を受けられないのです。 児童扶養手当というのは子供を養育している大人に支払われますが、 あくまで子供が健全に育つための費用を国家が援助するものです。 私の場合、カツオが18歳になる時ちょうど60歳です。 児童手当はそこまでいただければ充分です。 私は仕事も持っていますし車にも乗りますので、 カツオの本籍地や自分の本籍地にも、また区役所にも自分で出かけました。 でも、もう少し年をとっていたら、 車もなく年金暮らしでどうやってカツオを育てるのでしょうか? 今の福祉制度の盲点を間近に見てしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.12.08 15:35:00
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