風の吹くまま　気の向くまま

椅子に座っていたその時、めまいかな？と思った。
なにかゆれている。続いている。

地震？

２年生の子どもたちは、帰りの支度で動き回っているので気づかない様子。

Ｔ「地震だよ！地震！」

静かになる子どもたち。
「揺れてる…？」と気づく。

Ｔ「とりあえずもぐれ！」

そして急いで机の下に頭を入れた。

揺れはそんなに強くなかったけれど、
こんなに感じるならきっと大きな地震が起きている…
（あとで聞くとここでは震度３だった）
揺れが長かったので
おさまった後も
どうしようか…と思案していたところ
放送が入り、そのあとの行動について、指示が出された。

異常はないようなので、
少しホッとして、帰りの会をやったけれど
子どもたちは落ち着かない。

「気持ち悪い」
「ドキドキした」
「緊張する」

Ｔ「今のでみんな落ち着かないと思うので、帰る前に、深呼吸して落ち着こう」

みんなで深呼吸。

Ｔ「帰りはあわてていくと事故の元だから、ゆっくり帰ってね」
と送り出した。

学校で地震を感じたのは、
初めての子どもたちだったかな。

我が子どもたちも
今夜はなんだか落ち着かない感じで
はるくん５年生がおんぶをねだってきた。

ちょっとハイになっている気がするな。

地震の影響はこんなふうに子どもたちに出てくるのか
と考えた先生に
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余談だけれど
地震が起きる３０分ほど前に
クラスの子が火災報知器にさわってしまい
非常ベルを鳴らしてしまうという事件が起きたばかりで
あとで先生の間では
「地震が起きることを感じていたのでは？」
などという話が…
う～ん、その子はちょっと不思議くんだからあり得ないとも限らないなぁ…
と半分思った担任でした