テーマ:癌(3550)
カテゴリ:療養日記
昨日2回目の入院が終わり、
経過は順調という結果を得て、明るい気分で退院してきました。 ここで、参考までにこれまでの治療の経過について、 まとめてみたいと思います。 自分の場合、肺の腫瘍のほかに、 骨にも転移が認められるということで、 この段階での手術はできないという判断でした。 そこで、化学療法を行うことになりました。 はじめ気管支鏡検査で遺伝子サンプルが採れず、 イレッサ(肺がんに効く飲み薬)が効くかどうかの判断ができなかったのですが、 ためしに服用することでやりました。 そして約ひと月、 肺の方は、炎症が静まって 咳や痰が出なくなりましたが、 腰の骨の方の病巣からの痛みがひどくなってきて、 8月、前回の日記のように急遽入院ということになりました。 肺の腫瘍は良くも悪くもなっていないのですが 骨の方が進行しているということで イレッサは効果が認められなかったと判断、 点滴治療に切り替えることになりました。 その1回目の入院 腰の骨は、放射線治療を5回やりました。 ただじっとして寝ていればよく、 治療中は痛みも何もなかったのですが、 終わってしばらく時間が経ってから ずきずきと今までにない痛みが足腰を襲ってきて それが一番つらかったです。 放射線治療の結果は、個人差があって、 1~2週間後に出てくるということでした。 そして点滴治療の方では アリムタという薬が今一番効果があるということで それと、シスプラチンという薬を使うとの話でした。 その薬を入れるのが2日目で 1日目と3,4日目は吐き気止めや利尿など体を調整していく点滴でした。 あと、緩和ケアとの連携で 痛み止めの薬をいろいろ調整してもらいました。 同じ薬でも、人によって効いたり効かなかったりするんですね。 おかげで腰の方は割と長く座っていられるようになってきました。 退院のあとは、 副作用で吐き気がけっこうあって 何回か嘔吐が続いたりしてましたが 食事の量や回数で調整しながらの生活でした。 そして退院後の外来で、 レントゲンでは肺の腫瘍の影が薄くなっているとのことで 効果が出ているのではという話でした。 でも、今度は左腕の肘にも痛みが出るようになって、 同じ院内の整形外科でMRIをやってもらったら、 やはり癌がとんでいて、症状は出ていないけれども頸椎にもとんでいるということがわかりました。 そこでまた放射線治療をすることになりました。 おとといから始めていますが やはりやった後にずきずきした痛みが襲ってきて初日は一晩痛かったです。 でも昨日は痛み止めのタイミングもよかったのか そんなに痛くなりませんでした。 その前に8月末から2回目の点滴治療。 スケジュールは1回目と同じでしたが、 今回の方が吐き気が強く出て 夜、吐き気で目が覚めるくらいでした。 でもそれは、薬をかえたら劇的におさまったのでよかったです。 今回は脱毛も少し増えたかな、と感じています。 退院前のCT検査で先生曰く 「明らかに腫瘍が小さくなっています」 とのことで まだどうなるかわかりませんが よくなってきたことがわかって 気持ちも明るくなりました。 退院しましたが、放射線治療のため毎日通院することになっています。 また、20日から3回目の点滴治療ということで入院の予定。 家でしばらくのびのびやりたいと思います。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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