カテゴリ:健康 家族
『4)患者さんは体の中をきれいにしてから旅立とうとされます。そのため場合によっては嘔吐、吐血、下血、多量の排便などが起こることがあります。』
…嘔吐、吐血…これは見ていて非常に辛い。健康体の人でもかなりきついのに、ただでさえ体力が落ちているのに、胃の中のものを吐き出すのは筆舌尽くしがたい。兄の場合、腸閉塞をおこしていたため、胃の中に液体が溜まり続けていた。吐くものはタール状態で腸液の匂いまでしていたとのこと。本当にかわいそうです。 『5)唇が乾燥し、ネバネバしたものが口にたまったり、呼吸する時にゴロゴロと音がすることがあります。口の汚れは濡らしたガーゼで拭いて下さい。』 …この状態は、すでに2月初めに僕がお見舞いに行ったときから始まっていたような気がする。心配で心配で胸が張裂けんばかりの気持ちだった。 『6)手や足が冷たくなり、皮膚は青白く、時には赤紫色になります。また青あざなどの内出血が見られることもあります。』 …母親がしきりに手足をさすっていたのが辛かった。 『7)39℃前後の高熱が出る時があります。これはお別れの前に残っている力を出しきろうとする反応です。水枕で頭や脇の下を冷やして見守って下さい。』 『8)尿を作る力が弱まり、尿が出にくくなってきます。』 『9)10~30秒息が止まる、また、下の顎を動かし体全体で息を吸うといった不規則な呼吸になります。』 この7)8)9)で死期が早まったことを悟った。2/28の午前中、高熱と不規則な呼吸…これが決定打だった。 最後の力を振り絞ろうとするとき・・・それが、お別れが近い前兆なのか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.03.09 22:42:11
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