姫の部屋＊離婚物語

ふぅ～。お風呂に入ったら、少し疲れもとれた・・・
「登別温泉カルロス？」だっけぇ・・・ツムラの入浴剤。あれ、入れました。

外はシトシト雨・・・何だか久し振りな気がします。

もう夫は寝ただろうか・・・
昨日は夜中の2時頃までメールで色々とやり取りをした。

話せば長くなるので内容は徐々に。
私が家を飛び出す、ちょうど前日だったかなぁ、夫が私と知り合う前に結婚を考えて付き合っていた女性から、夫の携帯へ電話が入ってきた。

ちょうどその時、二人でお昼を食べていて、それも、いつもはその場所にはないはずの携帯が、食卓にあって、話をしながら食事をしていると着信音
画面には私の知らない女性の名前・・・
夫は電話に出ない。

夫の携帯には結構女性の名前が多いから、そんなことは気にはしてないが、夫がいつになく、その表示された名前を見てあわてていた
滅多なことでは慌てない夫が、慌てていた。

「慌てちゃってぇ～、飲み屋の女じゃないんだね？」と私。

昨日のメールでのやり取りから、それが過去の女性だと知る。
私が出て行ってから、その女性に電話をしてみると、復縁を迫る電話だったらしい。

半ばやけになってその女性と会おうと思い、着替えをしたけど、私の顔がチラついてダメだったと言っていた。
自分でも可笑しいぐらいにおまえを愛していると・・・
若い頃から女には不自由なく、かなりモテる男だったから、一人の女をこんなに愛したことなどなかったと・・・それは一緒に暮らしていて感じていたけど・・・
女なんて、SEXの道具だ、くらいにしか感じてこなかった男。
私を失いかけて、初めて、人を死ぬほど愛したことに気づいた・・・と。

今日の雨は彼の涙かなぁ・・・