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カテゴリ:子供たちのこと
少し前にNOTEに綴っていたメモの内容を書き写してみる。
『子供の心』 ホームで電車を待っていると、隣の女性のマフラーが目に飛び込んできた。 「もうそろそろマフラーをしても良い寒さなんだぁ」と思う。 ふと、夫にもらったマフラーを思い出す。 今日は父親からもらった茶のジャンパーを着ていたから、 “このジャンパーに、あのマフラーが合うなぁ・・・”などと思っていると、 昔のことが脳裏に浮かんできた。 元の旦那から誕生日にグレーのマフラーをもらったが、その時はすでに私の心は冷え切っていて、 そのマフラーを一度もすることはなかった。 ただ、後から母に聞いた話だが、いつもはあまり感情を出さない長女が、 「お母さんは お父さんからもらったマフラーを一度もしてないね。 お父さんが可哀想・・・」 と涙ぐんで言っていたらしい その頃は、まだ子供たちには離婚の話はしていなかったが、子供なりに両親の・・・ いいえ、私の気持ちの変化を悲しく受け止めていたのだろう。 こんな時、うちの娘たちにはお婆ちゃん(私の母)がいるから、自分の気持ちを伝えることができるし、妹もいる。 でも、一人っ子、もしくは兄弟・姉妹や祖父母がいたとしても、 こうして自分の気持ちを伝える状況になかったら、 子供は、そういう思いを、自分一人で抱え込まなければならないんだなぁ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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