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カテゴリ:育児
平成14年11月5日午後6時45分
我が息子ほっちーますが元気な産声を上げた。 というのはちょっと嘘。 それは、仮死状態で生まれたので、産声を聞いたのは、この10分ほど後だったから。 妊娠8ヶ月に入ってから重度の妊娠中毒症になった私は、妊娠32週より大学病院に入院。 妊娠中毒症は、高血圧、むくみ、尿タンパクの症状が出るというもの。 私は、血圧が、何もしていない状態で、150/100。 尿タンパクは、数値が4。 そして、全身むくんだ状態。 下手すれば、一生人工透析をしないといけない状態にまでなっていた。 また、血流が悪く、胎児に栄養が届いていなかったため、入院当時、通常より数週小さかった。 それと、お腹が張ると胎児の心拍数が低下するので、予断を許さない状況。 これらを解消すべく、お腹の張り止めと血流をよくする薬(低分子ヘパリン)を24時間点滴で投与することになった。 そして、入院より2週間過ぎた妊娠35週と2日に胎児の心拍数が著しく低下。緊急手術となった。 この時、低分子ヘパリンを投与していた私は、本来、点滴を外してから最低6時間空けないと出血多量で死ぬ恐れがあり、母体を助けるため手術を遅らせれば胎児が死ぬという究極の状態にあった。 主人と私は、主治医より 「胎児を助けるため手術します。しかし、母子共に生きて手術室を出られるかわかりません。また、胎児は最悪死産の可能性があります。良くて仮死状態です。」 と宣告された。 私は、震えが止まらずただ無事に産まれてくれる事を願った。 そのような状態で生まれたほっちーは 体重1578g 身長40.7cm の未熟児で、すぐに保育器に入れられた。 と今日はここまで。続きは後ほど・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年07月22日 23時38分56秒
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