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今日は、珍しく仕事も武術の稽古も休み! ずっと見たかった映画「人生フルーツ」を見に行ってきました。 これは、87歳と90歳のご夫婦の半自給自足というか、自分でなんでも作ってみるっていうカワイイ暮らしのドキュメンタリーで、 奥様のひでこさんの作るごはんが、すばらしく、おいしそう! カラメルソースがのった大きなプリンや、 ホットケーキに、庭でとれたいちごをたっぷりのせたいちごケーキ... 見てて、お腹が空きました! ただ、見る前の予想としては、 そういう手作りの暮らしを大事にしているご夫婦の暮らしだけの映画だと思っていたのが、 環境問題あり、戦争、死...まで、なかなかさっくり楽しい、かわいいだけに終わらず、 いろいろ考えさせられる映画で、ものすごーくよかった! まさか、映画中、自分が2度も涙を流すなんて思わなかったし。 なかなかいい意味で予想外に濃い内容でよかったです。 映画館も、満員で、立ち見も出てたらしい。 この映画のテーマとなっているフレーズで、 「風が吹けば、枯葉が落ちる。枯葉が落ちれば 土が肥える。土が肥えれば 果実が実る。 こつこつ、ゆっくり。人生 フルーツ。」
というのがあり、実際、ご夫婦が枯葉を土をこやすために、集めたり、撒いたりしているシーンが出てくるのですが、 途中から、これは、人の命のようなものだな、と思って見ていました。 風が吹いて、枯葉が落ち、それは、人間が若葉から、成長して、やがては枯葉となって人生を終わる。 だけれども、その枯葉は、思い出だったり、人生の知恵だったり、誰かの人生をかけた遺産として、 また、次の新芽を芽吹かせるための木全体の肥料となるってことなんじゃないのかな。 はじめは、こつこつとゆっくり暮らしをつむぎ、 「自分の実」を実らせるのかな、と思っていたのですが、 結局は個人だけに関わらず、 自分の子孫や、ひいては、人類全体の1本の大きな木の「フルーツ」を実らせることなんだろうな、と。 それは、映画の最後でもわかったように、 旦那さんのしゅういちさんの建築アドバイスに従ってできる施設として実ってたり。 大きなテーマではなく、 日常の一コマを切り取ったような映画だと思っていたのが、 その一コマが、意外な大きなテーマにつながっていたのでした。 ぜひぜひ、この映画おススメします。 ちなみに、私がすごくかわいいと思ったシーンがあって、 しゅういちさんが、えいこさんのことを、 「彼女は僕の最高のガールフレンドです。」と紹介してたシーン。 奥さんじゃなくて、ガールフレンドってとこが特にかわいかった! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.01.21 22:08:48
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